4月30日(月)
4月15日に記事を書いていたのですが、更新手続きを「非公開」にしていました。
昨日、Oさん夫妻が、再び山小屋へ上がってきました。
Oさん、奥様と山小屋亭主と3人で、ゆったりとした半日を過ごしました。
時間が前後しますが、前回の記事を読んでください。

本日は、4組、約20人のゲストを、山小屋へ迎えました。
メインが、S病院のO医師です。
O先生は、山小屋亭主の母親の担当医です。
母親が診察を受けたときに、検査の数値が好転していると、鬼の首でも取ったかのように、意気揚々として帰宅してきます。
その際は、明日にでも病気が完治すかのごとく、節制を解いてしまいます。
家族は、その対応に困惑して、おろおろとするばかりです。
一方、検査の数値が悪いとなると、人が変わったようにしょんぼりとして戻ってきます。
虫の居所が悪いときなどは、O先生に悪態をついて、ご帰還召される始末です。
三月の終りに、母をS病院まで送迎をしました。
診察の際に、母が山小屋のことや、筍掘りの話をしたそうです。
O先生が、上がってくるとの意向を示したようです。
待つこと一時間半、午後三時に、O先生との面会がかないました。
初対面の挨拶をしたとたん、母親の病状についての説明が始まりました。
O先生は、包容力のある方で、母親の我がままを受け入れてくださいます。
母に強制はしませんが、ジャブ・ジャブ・ジャブを飛ばしながら、母の現状を引き受けさせようと努力してくださいます。
母親は、O先生に全幅の信頼をおいているようです。
いつも、週一回のO先生の診察を楽しみにしているようです。
やっと、山小屋での筍掘りの話になりました。
山小屋の話をしますと、興味をもたれたようで、本日奥様と看護師さんのご家族が山小屋に上がってきました。
「本日のメニュー」
筍の鋤焼き
筍のステーキ
筍ご飯
若竹汁
焼き筍
筍カレー
筍の姫皮和え物
鶏皮と姫皮の甘酢かけ
筍のサラダ
本日のゲスの皆さんは、非日常の世界から脱して、我が意のままに行動しているようでした。
きっと、楽しい一日を過ごされたものと確信しています。
ゲストのみなさん、楽しい時間をありがとうございました。
また来てね。
竹山の秀のしわしわと風光る 石塚 友二
# by yamagoya333 | 2012-04-15 23:13 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(4)
土曜日の朝、
件のデイビッドが、山小屋へ上がってきました。
いつものように、竹林の整理を手伝ってくれました。
竹の穂先を処分するのが、彼の得意分野です。
豪快にしかも繊細に、火を操ってくれます。
彼のおかげで、竹林は、綺麗になっていきます。
休憩して、デイビッドが持参してくれた缶ビールを開けた時でした。
空から、白い粉が舞い降りてきました。
それが、雪であることを理解するのに、しばらくの時間を必要としました。
「デイビッド、雪だよ。雪が降ってきたよ。」と、山小屋亭主。
「おぉ~~ いっつ べりぃ こうるど」と、デイビッド。
「こんな雪を、名残の雪ってぇ言うんだよ」
「なごりゆき ?!」
「春になっても、降る雪のことさぁ」
「 ・・・・・・ じゃぁ、last の名残雪だね !!?」
「 last かぁ ・・・・・・・・・ うぅ~~~~ん、そうかもね」
翌日の日曜日も、デイビッドはやって来ました。
作業が一段落して、ビール飲んでいました。
時を見計らったかのごとく、粉雪がふわりふわりと落下してきました。
「 ・・・・ デイブ、雪が降ってきたよ」
「おぉ、last の最後の名残雪だね」と、デイブ !
「そうだと思うよ」と、みっちゃん。
※ デイビッドは山小屋亭主のことを「みっちゃん」
山小屋亭主は、デビッドのことを「デイブ」(決して、デブではありません!! 念のため)
次の月曜日の朝、またしても粉雪が乱舞しました。
「last で最後で、終わりの雪」なのでしょうか ????????
last だとか、終わりだとか言いながらも、曖昧な余白を残すところが、日本語の真骨頂だと思う山小屋亭主であります。
「雪の果て」(春) … その春、最後の雪である。「雪の終」「雪の別れ」「別れの雪」「わすれ雪」「名残の雪」「終雪・しゅうせつ」などともいう。
雪の果泣くだけ泣きし女帰す 大野 林火
# by yamagoya333 | 2012-03-10 23:52 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(2)

2月28日の夜、急に雪が降り出しました。
見る見る間に、屋根が真っ白になり、
嵩が増していきます。
目測で、20センチは降り積もったと思います。
降りてくる雪は、水気を含んだ
牡丹雪でした。
明朝は、車を捨て、ゴム長靴を履いて、バスで出勤することを覚悟しました。

夜半になって、屋根から「ズルズル」、庭で「ドス~~ン」という大きな音で目が覚めました。
2階の自室の窓を開けて、事態を確認しました。
その後、雪は雨に変わり、屋根瓦の下を流れ、雪の
塊を滑らせたのだと分かりました。
観察している間にも、一群の雪が、音を立てて落ちていきます。
翌朝、道路に積もっていた雪は、ほとんど解けてしまっていて、車の運転が可能な状態になっていました。

今回は、私を含めて人間は、事なきを得ました。
しかし、山小屋周辺の植物にとっては、試練の雪であったようです。
これまでの写真で、お分かりのように、竹の幹が裂け、木々が倒れいます。
一気呵成に降り積もった雪の重さに耐えられず、多くの竹や木が被害に遭いました。
こんなに
酷い状態は、初めてのことです。
いつもですと、雪を背負った竹は、ある程度
撓むと、身震いをして、「バサッ」という音とともに、背筋をぴんと立て直すのです。
そんな音が、竹林で連鎖的に
木魂するのです。
竹の復活の音を聞くのが、雪が降った後の楽しみであります。
今回は、そんな余裕がないほど集中的に竹の枝枝に
絡みついたのしょう。

季節は移ろい、今まさに春になろうとしています。
しかし、その前に自然が課した「試練」とでもいうものなのでしょうか。
「厳父」のような雪でした。
その後、ほぼ毎日、春の芽吹きをいつくしむかのように、優しい雨がゆるりと舞い降りてきています。
「慈母」のような雨です。
春雪やいましがた降り今は止み 後藤 夜半
# by yamagoya333 | 2012-03-05 22:14 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(6)
本日、娘が、無事??高校を卒業しました。
3年前、娘は、食物文化科という調理師の養成コースに入学しました。
一般の課目は、40点以下が「欠点」になります。
しかし、調理に関する専門科目は、60点以上を取らなければなりません。
専門科目が欠点の場合、何時間もの補習授業を受け、何度も再テストをクリアする必要がありました。
厳しくも、愛情溢れる先生方の指導により、保健所に申請すれば、「調理師」の免許が受けられることになりました。
そうした、緊張感を強いられる環境の中で、クラスメイトと、励まし、慰めあいながら、卒業までこぎつけたことは、彼女のこれからの人生の励みとなることでしょう。
緩やかな春日が降り注ぐ、思い出深い学び舎を、娘は、母親と父親と一緒にあとにしました。
校塔に鳩多き日や卒業す 中村 草田男
# by yamagoya333 | 2012-03-03 23:23 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(2)

竹林整理にかまけております。
デイビッドが、根気よく手伝ってくれています。
本当に助かります。
竹を伐るために竹林をうろうろしていますと、足先や足の裏に、快い感触が伝わってきます。
一月の終わりから、ぼちぼちかわいらしい筍が顔を出すようになりました。
この時期にしては、数が多いようです。
例年の3月の中旬に収穫しているような感じです。
今年は、たくさんの筍が出そうな気がします。
先週の金曜日は、二時間ほどで、4~5㌔の筍が見つかりました。
2月25(土)26(日)の両日に、同じ町内の蔵元「天心」の蔵開きがありました。
母親が、そこで手作りの漬物や梅ジャムなどを販売しました。
それらの筍も一緒に売りに出され、直ぐに売り切れました。

1月・2月と寒い日が続きました。
でも、時折春の到来を思わせるような、ぽかぽかした日和もありました。
この2・3日は、寒いのですが、春は近づいてきています。
竹の風ひねもすさわぐ春日かな 室生 犀星
# by yamagoya333 | 2012-02-28 22:11 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(4)
忙しい日々が続いておりました。
今年度は、入試事務の係りとなりました。
昨日の合格発表をもって、一息ついたところです。
これまで、一日中コンピュータに向かって仕事をしておりました。
帰宅しても、コンピュータのスイッチを入れる気持ちにはなりませんでした。
ブログに書きたいなと思う出来事がなかったわけではありません。
もうすでに、時期を逸したものもあります。
一つだけ、お話したいことがあるのです。
カナダ人のデイビッドのことです。
昨年の秋から、毎週のように山小屋へやってきます。
その間、メキシコ人やアメリカ人など国際色豊かなゲストを伴ってやってきました。
極めつけは、大晦日の午後、東京からやってきた彼の義理の弟Yさんを山小屋まで引っ張ってきました。
よほど、ここが気に入ってくれたのでしょうね。
山小屋には、長い時間いるわけではありません。
いつもは一時間、短いときは30分で帰っていきます。
やってくると、山小屋亭主の作業を手伝ってくれます。
筆者が切り倒した竹を、上手に処理してくれるのです。
竹の幹(枝が出ていない太い部位)の始末は、筆者が担当します。
枝の付いた穂先の部分は、デイビッドによって、4~5本に切り分けられます。
それらが、さっさと、焚火中に放り込まれるのです。
この作業の手間が思った以上にかかるのです。
デイビッドが、その仕事を引き受けてくれるので、とても助かっています。
いつの間にか、彼との間に「阿吽の呼吸」がうまれてきました。
この穂先は「3分割」と思っていると、デイビッドは「スリー ピース?」と聞いてきます。
あるいは、焚火の炎が上がりすぎているので、これ以上竹を投げ入れないでほしいと、思っていると、分割した竹を、燃やさないで、ちゃんとキープしているのです。
山小屋亭主は安心して、彼に竹の処理を任せることができます。
作業を終えて、デイビッドが帰るさいに、「 Thank you !!」と声をかけると、「こちらこそ・・・」と、素敵な日本語を返してくれます。
デイビッドは、よい日本語を手に入れましたね。
本日は、デイビッドと彼の奥様の誕生日です。
デイビッド、あんど 奥様 ハッピバースデェ ~~ つ~ ゆ~
立春や旅心ときめく発射ベル 今給黎 久江
# by yamagoya333 | 2012-02-07 22:57 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(2)
本日、上の息子が、東京へ行きました。
昨年末、10日間の休みをもらって、帰宅してきました。
まとまった時間は、ゆるりと、がしかし、抜け目なく過ぎ去ってしまいました。
愚息は、好きなだけ起きていて、もう眠りきれないとなるとベッドから出てくる生活をしていました。
長い不在が何でもないように、するりと我が家の生活に滑り込んでいます。
彼の帰宅に合わせて、家族で何か特別に計画をしたわでもありません。
東京で仕事をしているだけ、ここから職場に通っているという感覚でしょうか。
家で見送る「祖母」と「叔母」に向かって、いつものように、「行ってきます」と言って、父親の車に乗り込みました。
次の休暇まで、息子の部屋の時間は静かに「主」を待つことになります。
初湯出て青年母の鏡台に 三橋 鷹女
# by yamagoya333 | 2012-01-08 22:29 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(2)

東朽網市民センターの「大門松」造りの様子です。
SS高校の門松の高さが2メートルです。
東朽網市民センターのそれが、4メートルあります。
いかにスケールが大きいかがお分かりでしょうか。

この門松造りに、大勢の地域の方々が集まりました。
おさんどんのW館長と山小屋亭主を含めて、16名の陣容です。
どなたも、よく働きます。
あれよあれよという間に、門松が立ち上がります。

この門松が出来上がったあとで、北九州市八幡西区にある春日神社の門松の高さが5メートルもあることを知った 町づくり協議会のN谷会長が悔しがることしきりでした。
今年の門松は、5メートル超のものを計画していると、漏れ聞いております。
東朽網の地域の方々のボランティア精神の旺盛さには、脱帽です。
岩かどに飾りかかれる泉かな 野村 泊月
# by yamagoya333 | 2012-01-07 23:30 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(0)

本日で、松が明けます。
門松の話題は、今日までしかありませんね。
昨年、山小屋亭主が携わった「門松」を二つ紹介します。
今回は、亭主が勤務するSS高校の門松です。
教職員6名、生徒4名の布陣です。
一昨年も門松造りに携わった職員が、筆者を含めて4名おりました。
後に紹介する 東朽網市民センターの大門松造りに、今回の予習を兼ねて参加しました。
その甲斐があってか、スムーズに作業は進みました。

門松の竹の斜め切りが、一番大変でした。
今回は、筆者が「竹切り専用チェーンソー」でトライしてみました。
チェーンソーですと、切り口が毛羽立ってしまうことが懸念されました。
思いのほか、うまくいきました
あとは、電カンナで削りあげました。
これで、相当の時間を短縮できました。
一昨年は、完成までに6時間要しました。
今回は、3時間半しか掛かりませんでした。
前回の約半分の所要時間でした。
職員の経験と、斜め切りがスムーズにいったお陰です。
完成したときは、誰からともなく拍手が沸きました。
ふるさとに門松小さく帰り住む 細見 しゆこう
# by yamagoya333 | 2012-01-07 22:50 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(2)

山小屋亭主の愚息と豚児でございます。
奥の青が、長男です。
昨年の震災以降、ほとんど休み無く働き、年末から9日まで、やっと休みをもらって、東京から戻ってきました。
帰省は、2年ぶりです。
帰るという連絡が来て、家族で北九州空港まで出迎えに行きました。
山ノ神と、息子が彼女をつれてきたら、どうしよう !!??
・・・・ 全くの「杞憂」に終わりました。
やはり、彼女のいない歴25年のつわもの、ひょいと、一人でゲートをくぐってきました。
黄緑のそれが、次男坊です。
地元で就職し、親元から通っております。
仕事で、クレーンを操縦しております。
卵が先か、ひよこが先かという論争は、避けたいところですが・・・・
次男は、「UFOキャチャー」なるゲームが得意なのであります。
最小限の出費で、驚くほどたくさんのしかも大きな賞品を携えて戻ってきます。
娘や山ノ神が喜びそうな、果てはばあちゃんまでがほしがるような物ばかりです。

あっ、長男の隣で苗木を植えているピンクが、筆者の妹であります。
いつも、筆者の子どもたちを可愛がってくれております。
3人の子どもたちは、優しい叔母を、母親のように慕っております。
本日は、4人で桜の苗木を植樹しました。
これから、少しずつ桜を植えて「景勝園」という地名にふさわしい場所にしようと目論んでおります。
「景勝園」という地名については、いずれお話いたします。

本日1月3日は、娘「さくら」の18歳の誕生日です。
この四月から、短大への入学が決まりました。
それを記念して、「さくら」を植えることとなりました。
どうか、見事な花を咲かせてくれますよう、心から祈念してしまう親ばかでございます。
てなわけで、楽しく幸せなお正月の山小屋亭主でございます。
つくづくと宝はよき字宝船 後藤 比奈夫
# by yamagoya333 | 2012-01-03 22:39 | 山小屋日誌 | Trackback | Comments(6)
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