2020年 07月 17日
挿し木(1)
何だと思いますか?
赤ちゃんのレモンです。
これから、大きくなり、黄色になるはずでした。
うっかり、実のついた枝を切ってしまいました。
梅雨時は、挿し木の季節です
「メネデール」という薬剤に2~3時間浸しておきます。
いかにも、「芽」や「根」が出てきそうな、ネーミングですね。
そのあとで、鹿沼土に挿します。
一か月ほどすると、発根します。
発根が確認できたら、今度は栄耀のある土に移植します。
実がなるかは、4~5年しないと、わかりません。
「接ぎ木」は、これからの課題です。
挿して、3年目のレモン苗です。
蝶蝶の幼虫から、丸裸にされたこともあります。
でも、このように、復活しました。
今年の冬、定植しようと思っています。
挿木の芽けさはひそかに葉をなせり 臼田 登代子
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by yamagoya333
| 2020-07-17 00:05
2020年 06月 27日
収穫と加工
梅の実を収穫しました。
赤紫蘇を揉みます。
美味しい梅干しが食べられるかなぁ !?
今年は、梅の実がどこも不作のようです。
例年の10分の1程の収穫でした。
今年は、筍が豊作でしたが、昨年は、自家用の筍もままならぬほど、不作でした。
天候が影響しているのでしょうか。
人間が勝手にしたことのなのに、収穫だけは期待するというのは、自家撞着ですね。
まだ、自然の恵みがいただけることを、幸せと思わなければなりませんね。
梅干より朱きものなく夕焼くる 東川 紀志男
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by yamagoya333
| 2020-06-27 22:35
2020年 06月 25日
6月は 収穫のとき
杏(アンズ)が、実りました。
鳥たちの好物のようで、かれらがつついた嘴(くちばし)のあとが、残っているものがあります。
もちろん、生で食べても、おいしいのですが、ジャムにすると、たいそう美味しゅうございます。
山小屋の6月は、梅・枇杷・杏・山椒が収穫できます。
たくさん採れるのは、ありがたいのですが、加工するのに、時間と根気が必要です。
一人で、作業をすると、すぐに飽きてしまいます。
誰かと一緒だと、作業が捗(はかど)ります。
お手伝いに来てくれませんか?
あまさ柔らかさ杏の日のぬくみ 室生 犀星
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by yamagoya333
| 2020-06-25 22:25
2020年 05月 11日
副産物
櫟(くぬぎ)の炭ができました。
実は、炭窯(すみがま)で、焼いたものではないのです。
道具は、下の写真です。
これは、煎餅が入っていた缶です。
前回の記事で紹介した、椎茸用の櫟は、太い部分だけを使用しました。
細い枝や極端に曲がった部分は、除外されました。
それらを缶のサイズに合わせて、カットして、詰め込みました。
では、どうやって木炭になるかと言いますと、簡単にできるのです。
薪ストーブの中に入れて、3時間くらい焚き火をして、そのまま放置します。
翌日には、出来上がります。
本格的に炭窯で焼いたものとは、かなり劣っています。
それでも、バーベキューには、充分使えました。
先日、椿の木で実験してみました。
これも、うまくいきました。
ここには、伐採した木がたくさんあります。
いろいろな木を試してみようと思っています。
毎日、不自由な生活を余儀なくされていることと思います。
この状態が、落ち着いてくれることを切に望んでおります。
どうぞ、お自愛ください。
人のいる炭焼き小屋を覗きけり 富安 風生
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by yamagoya333
| 2020-05-11 05:35
2020年 05月 07日
二夏 (ふたなつ)
何だと思いますか ?
椎茸の原木に毛布をかぶせ、その上から、ブルーシートでくるんだものです。
ここは、昔、小川だったところです
この山の中腹にトンネルが通りました。
そのために、水は枯れてしまいました。
でも、雨が降ると、水が集まってきます。
梅雨時は、高温多湿になります。
原木は、たっぷりと水分を取り入れ、温度が上がることで、椎茸菌を体内に巡らせます。
昨年の12月に、6本の櫟(くぬぎ)の木を、伐り倒しました。
これが、椎茸の菌を染み込ませた「こま」です。
ドリルで、原木に穴をあけ、「こま」を金づちで、埋め込みます。
今年は、3200発、ぐりぐり、トントン、しました。
本来ならば、3月じゅうに、やっておく作業ですが、今年は、連休まで縺れこんでしまいました。
今回の、原木から椎茸を収穫できるのは、二夏(ふたなつ)過ぎた、秋から冬にかけてです。
楽しみに、待ちましょう !!
この時期、大変だと思います。
皆さん、どうぞご自愛ください。
空輝き水輝きて立夏かな 星野 立子
※ 立夏 … 二十四節気の一つ。陰暦四月の節で、陽暦では、5月6日ごろにあたる。この日から、夏に入る。
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by yamagoya333
| 2020-05-07 01:34
| 山小屋日誌