宝物が

 初任者研修会二日目の最後のプログラムで、4つのグループに分かれて、ディスカッションがありました。

 筆者の属したのは、16名からなるCグループです。
 このメンバーを統括する研修委員のS教頭先生がついてくださいました。

 会の進行役は、昨夜の「懇親会」で、S先生から選任されていたK先生でした。
 奇しくも、K先生は、筆者の席の左隣でした。

 K先生が挨拶を終えて、部屋の後ろから、3本の酒の瓶を取り出し、各テーブルに置きました。

 私などは、「しめた」と、心の中で小躍りしたものでした。
 よく見ると、空き瓶です。(がっかり・・・

 K先生曰く、「昨夜の懇親会のつもりでやりましょう。まぁ、ざっくばらんに」
 メンバーの緊張が解けました。
 素晴らしいアイテムでした。

 K先生の名誉のために、申し添えておきますが、この3本は、昨夜のうちにK先生が飲み干したものではありません。(筆者は、そう思いました ・・・・
 ホテルの食堂から、借り受けてきた物だそうです。

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 K先生は、話の振り方が上手です。
 適当なところで、話題をチェンジします。

 悪いことに、右隣の「おっさん」に、話をまとめさせようとするのです。
 新人ばかりで、抱えている問題を解決できるはずがありません。

 それは、あくまで、統括役のS先生の仕事です。
 筆者は、ひやひやしながら、結論の一歩手前くらいのところで、話を収めます。

 それでも、新たな話題を筆者に振ってきます。
 「出しゃばってはいけない、偉そうにしゃべってはいけない」と、心に言い聞かせておりました。
 「もう駄目!」
 最後は、ぶち上げてしまいました。(反省・・・

 S先生は、優しい目で、メンバーの動向を見守ってくれます。

 K先生の活躍で、分科会の運営はうまくいきました。
 もちろん、S先生・メンバーの協力があってのことですが。

 この分科会で、心残りが一つあります。
 それは、みんなの集合写真を撮らなかったことです。
 いつものように。カメラは携えていました。
 いらぬ遠慮をしてしまいました。

 筆者らしくありませんね。
 やはり、新人の気分に、どっぷりとつかっていたのでしょうか。

 この分科会のメンバーは、筆者にとって大切な人になりそうです。
 学校は違っても、これから先、仕事の中で、打ちあたる壁や、乗り上げてしまう暗礁は、どれも似通ったものになることでしょう。
 そんなときに、連絡を取り合い、手探りで乗り越えていくことができる仲間を得たような気持ちがしています。

 一緒に酒を飲みたかったなぁ !!(わがまま・・・


       つられ呑むビールの泡を拭くこぶし     幕内 ゆたか

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by yamagoya333 | 2010-08-27 22:48 | 山小屋日誌