デイビッド始末(2)

 前の土曜日、デイビッドが山小屋へやってきました。

 約束は日曜日でした。
 きっと、待ちきれなかったのでしょうね。

 Mさんと一緒に作業をしていたときでした。
 何やら、人の気配がします。
 見上げると、大男がニコニコしています。
 しかも、金髪!


 さっそく、窯の上の土を取り払うように指示しました。
 窯のふたを開けて、炭を出します。

 前回報告しましたように、炭小屋へ上がる時間が遅すぎたので、よい炭は期待していませんでした。

 大きな体を小さくたたんで、窯の中に手を伸ばします。
 その掌に、しっかりと握られた竹炭が出てきます。

 デイビッドにとっては、不思議な世界が出現しているようです。
 あれだけ焚き火をしておきながら、どうして、こういうものが焼け残るのだろうかと。

 炭焼きの手順書(日本語版)を彼に渡しました。
 筆者曰く、「帰って、これを奥さんに読んでもらって、説明してもらいな」と。
 あっ、ちなみに、デイビッドの奥さんは、日本人です。

 筆者のへたくそな英語では、説明に限界があります。

 手伝ってくださった Mさん・ルピーさん・S先生、ありがとうございました。


       木が伐られ炭竃すみがまがそのまん中に     八木沢 高原

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by yamagoya333 | 2011-01-31 22:43 | 山小屋日誌