2011年 07月 26日
恵み
昨日も本日も、夕方に雷を伴う雨が降ってくれました。
このところ、日照りが続いていたので、野菜や椎茸のホダ木に水をあげようと思っていました。
暮れなずむ夕刻、水遣りの準備をしていたところに、どどぉ===っという雷鳴と共に雨粒が落ちてきました。
トマトの葉っぱが、大きな雨粒を受けるたびに、痙攣するかのごとくその葉を、くるりと反転させます。
それが合図のように、トマトの葉っぱたちが反り返り、一葉の面積を広げたように感じました。
天からの恵みを享受しているのです。
雨粒の落下のリズムに合わせて、トマトの葉っぱたちが、今にも声を上げそうに踊っています。
辺りを見回すと、それぞれの植物たちが、火照った葉っぱを冷ましているかのように、ゆら~~り、あるいはくるくると揺らしています。
山小屋亭主にしても、大変ありがたいことです。
水遣りの手間も時間も、省略できました。
帰宅して、そのことを家人に話しました。
彼女のコメントは、以下の通りでした。
「毎日、夕方になると一時間だけ雨が降ってくれるといいねぇ~」
もっともですが、それは身勝手というものでしょうね。
一寸ほど地に浸み込んで夕立やむ 谷野 予志
by yamagoya333
| 2011-07-26 21:44
| 山小屋日誌