2011年 07月 27日
秋の隣 (1)
三日前に、山小屋では「ツクツクホウシ」が鳴きました。
少し早いような気がします。
季節は、ある日を境にして、ぱっと移行するものではありません。
山小屋の季節は、秋の隣に差し掛かっているようです。
写真の栗の実は、折からの突風に耐え切れずに、親木を離れたものだと思われます。
指で触っても、ちくちくしません。
毬が瑞瑞しく、弾力性があります。
栗の苗を植えてから10年が経ちました。
思った以上に繁茂するのですね。
二本の橙の木の上から枝が覆いかぶさって、彼らの受けるべき日光を奪っています。
今年の冬は、かの栗の木の大規模な剪定か、場合によっては伐採を計画しています。
まったく、人間(山小屋亭主)は、身勝手ですね。
実なし栗の実なしに溜まる風の唄 西矢 籟史
by yamagoya333
| 2011-07-27 23:08
| 山小屋日誌