身勝手な (4)

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 クヌギの木陰です。

 現在、この木の周りで作業をしています。
 畑の開墾、焼き畑の準備のためです。

 昼間は、30分耕して、10分休憩をとるといったペースです。
 2リットルのペットボトルの水が、一日でなくってしまいます。



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 木陰を利用して、森から引き出してきた倒木を短くしています。
 焼き畑に利用するためです。

 炎天下でやるよりは、ずっと効率的です。


 今年の冬から春にかけて、大規模な伐採作業をしました。
 本家の桜が、周りの木立に隠れて、全容を見ることができないからです。
 この桜の木は、山小屋亭主の見るところ、樹齢80年です。

 今年も咲いてくれるかなと、気をもみながら開花を待ちわびることが、何年も続いています。
 周りの木を切り倒すことで、日当たりをよくしてあげたいと思いました。

 それでも、本家の桜の景観を、このクヌギが遮ってしまうのです。

 それで、今年の桜のころは、このクヌギを次の冬に切り倒そうかと計画していました。


 こうして、涼しい木陰を提供してくれるクヌギの木を切り倒すのは可哀想だなと思うようになりました。
 切り倒してしまえば、しばらく木陰の恩恵に浴することはできません。

 まことに身勝手な考え方です。


       童女の掌に生涯を終へかにの秋     阿部 みどり女

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by yamagoya333 | 2011-08-15 22:05 | 山小屋日誌