山小屋での生活を


by yamagoya333

屋根

 二日前から、ボーイスカウトの子どもたちが、キャンプをしています。

 昨夜は、キャンプの華ともいえるキャンプファイヤー(営火)が行われました。

 夕食が終わると、各斑・各組で、キャンプの出し物であるソングや寸劇の練習を始めます。
 そのうちに、夕暮れが静かにキャンサイトを包み込んでいきます。
 わずかに残った空の青さを頼りに、営火場に向かいます。



 営火長が、代表の子どもたちに「火」を分け与えます。

 営火長の訓戒が始まりました。
 自然の中で、動物の一員として生きていけることに感謝せよ。
 「火」が、私たちに命を与え、守ってきてくれたことを、今一度確認し、ありがたいことだと思え。
 そして火を囲み、唄や踊りを大自然に捧げ、自分たちも楽しもう。


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 楽しい時間は、思った以上の速さで過ぎていきます。
 プログラムを三つ残したところで、激しい雨が降りてきました。

 指導者たちは、思案しましたが、続行することに決めました。
 ずぶ濡れで、キャンプファイヤーを終えました。

 子どもたちは、宿舎の屋根の下、フライシートの中に非難します。
 
 屋根があることが、どんなに有難いことかを彼らは知ったはずです。
 普段は、何でもないものとして振り向きもしない「屋根」の存在を意識したと思います。

 今回のキャンプができるのは、いろいろな形で知らない人たちのおかげだと気づく少年が何人かいてくれると信じています。

 そして、そんな少年が大人になって、今度は自分が ・・・と思ってくれたらいいなと期待しています。

 キャンプファイヤーに使われたたきぎは、山小屋から亭主が担ぎ下ろしたものです。
 その薪たちも、子どもたちのために役立ったのだと、喜んでいると思います。
 もちろん、山小屋亭主も ・・・

 (こんなことを書くと、千代女の朝顔の俳句の記事を思い出してしまいます)


       爆笑せしキャンプファイヤーの跡思ふ     町垣 鳴海 


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by yamagoya333 | 2011-08-21 08:28 | 山小屋日誌