山小屋での生活を


by yamagoya333

椎茸 (2)

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 前回の続きです。

 山小屋亭主が、いそいそと椎茸の収穫を終えて、小屋に戻ったとき、携帯電話から着信音が鳴りました。

 くだんのデイビッドからでした。

 「あんたが山小屋にいるのなら、今から行くよ。バイバイぃ」という内容でした。


 しばらくして、「やっほぉ~~~っ   はぁ~~い」と、竹林の中にデイビッドの声が響きます。
 まるで、椎茸の香りをかぎつけて来たような感じです。

 なんと、デイビッドの両手には、ビールの入った袋がぶら下がっています。

 早速、採れたての椎茸を料理してあげました。
 デイビッドのビールで、乾杯です。

 笠の開いた椎茸を、大きく切って、ベーコンとオリーブオイルで炒めました。
 味付けは、ワインと山小屋で採れた青胡椒を昆布とを一緒に漬け込んだものです。
 ピリっと辛くて、芳醇な椎茸の香りを堪能しました。


 かの料理が気に入ったのでしょうか。
 デイビッドが、しきりにレシピを聞いてきます。
 懇切丁寧に教えて差し上げました。


 デイビッドが帰ったあと、夕食に椎茸を炭火で焼いてみました。
 自分で作った竹炭で調理しました。

 自家製の料理は、ジューシーで、格別の味がしました。


       きのこ焼く松葉くゆらせ山日和やまびより     杉田 久女

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by yamagoya333 | 2011-10-06 00:01 | 山小屋日誌