2011年 12月 19日
夢は膨らんで ・・・ (1)
真っ暗だった竹藪を綺麗にしました。
300坪くらいはあるでしょうか。
時々デイビッドが、ビールを持参して、手伝ってくれました。
先週は、友達のメキシコ人も伴ってやってきました。
この作業が困難を極めたことは、カナダ人のデイビッドが一番よく知っています。
彼には、大変感謝しています。
写真の奥にベンチがあるのにお気づきですか。
ここからの景色がいいのです。
ご説明いたしましょう。
写真中央の長い橋が北九州都市高速道路です。
その左奥が、山小屋亭主の卒業した高校の校舎があったところです。
現在は、市営住宅やマンションになっています。
筆者が件の高校に入学したのは、はるか**年前のことです。
その4月から、都市高速道路の工事が始まりました。
当時、一年生棟が都市高速の橋脚の真下にあったのです。
一学期が終了する前に、一年生棟は、壊されました。
われ等一年生は、講堂を間じ切ってできた仮の教室へ疎開させられました。
教室の前には、沢山の備品が置かれ、埃っぽい空間の中での生活を余儀なくされました。
また、教室には窓が少ないため、空気が澱んで、毎日が蒸し風呂状態でした。
それから、工事は3年間かかって完了しました。
筆者が、卒業するのと時を同じくしてのことです。
筆者とその同級生たちは、その校舎の最後の卒業生となりました。
新しい校舎は、写真の左奥の一つ山向こうに建設されました。
新校舎(現在はそうだはないが・・・)は、「母校」と呼ぶには、あまりにも愛着の湧いてこない建物です。
したがって、建物としての「母校」は、存在してはいません。
そして今、こんな場所から、母校の跡を見守ることになるとは、思ってもみないことでした。
当時は、別の所に住んでいて、ここの土地を買い求めてはいませんでした。
Y高校のOB・OGのみなさん、現在はこんな感じです。
白鳥の帰心しきりに羽ばたける 渡辺 桐花
by yamagoya333
| 2011-12-19 21:37
| 山小屋日誌