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夢は膨らんで ・・・ (1)

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 真っ暗だった竹藪を綺麗にしました。

 300坪くらいはあるでしょうか。
 時々デイビッドが、ビールを持参して、手伝ってくれました。
 先週は、友達のメキシコ人も伴ってやってきました。

 この作業が困難を極めたことは、カナダ人のデイビッドが一番よく知っています。
 彼には、大変感謝しています。


 写真の奥にベンチがあるのにお気づきですか。
 ここからの景色がいいのです。


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 ご説明いたしましょう。

 写真中央の長い橋が北九州都市高速道路です。
 その左奥が、山小屋亭主の卒業した高校の校舎があったところです。
 現在は、市営住宅やマンションになっています。

 筆者がくだんの高校に入学したのは、はるか**年前のことです。
 その4月から、都市高速道路の工事が始まりました。
 当時、一年生棟が都市高速の橋脚の真下にあったのです。

 一学期が終了する前に、一年生棟は、壊されました。
 われ等一年生は、講堂を間じ切ってできた仮の教室へ疎開させられました。

 教室の前には、沢山の備品が置かれ、埃っぽい空間の中での生活を余儀なくされました。
 また、教室には窓が少ないため、空気がよどんで、毎日が蒸し風呂状態でした。

 それから、工事は3年間かかって完了しました。
 筆者が、卒業するのと時を同じくしてのことです。

 筆者とその同級生たちは、その校舎の最後の卒業生となりました。
 新しい校舎は、写真の左奥の一つ山向こうに建設されました。

 新校舎(現在はそうだはないが・・・)は、「母校」と呼ぶには、あまりにも愛着の湧いてこない建物です。
 したがって、建物としての「母校」は、存在してはいません。

 そして今、こんな場所から、母校の跡を見守ることになるとは、思ってもみないことでした。
 当時は、別の所に住んでいて、ここの土地を買い求めてはいませんでした。

 Y高校のOB・OGのみなさん、現在はこんな感じです。



       白鳥の帰心しきりに羽ばたける     渡辺 桐花 

 
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by yamagoya333 | 2011-12-19 21:37 | 山小屋日誌