故郷を仕舞う (2)

 先日、東京に嫁いだ高校の同級生から、残暑見舞いが届きました。
 お母様が、埼玉に引っ越してこられたとのこと。

 数年前には、高校の同級生から、ご両親が亡くなったあとの家屋を始末したとの葉書をもらいました。
 「故郷が遠くなりました」と。

 昨年、山岳部で一緒だったマドンナから、故郷をたたむので、手伝いに来いとの連絡が入りました。
 これが、わくわく!!

 彼女の自宅に「金塊」埋もれているかもしれない。
 お父様が、かなりの数を買い込んでいた。
 一本、一千万円する「金の延べ棒」が、かなりあったはず。
 それらのうちの一本も、見当たらない。
 隠しそうな所は、隈なく探した。

 それでも、見つからない!!

 既に、家屋の売買は完了している。
 今日中に見つけきらなければ、自分の物とはできない。
 明日からは、買い主に、金塊の権利がある。

 マドンナの自宅跡は、筆者の通勤路にあります。
 新しい地主さんが、掘り起こした形跡は、まだありません !!

 だから、ナンなんだ !!


 みんな、故郷から、いなくなってしまいました。

 でも、その誰かが、気まぐれに、故郷を訪問してもいいように、おいらは、ここに居ます。


       二三度の嵐のあとや宵の秋     小杉 余子

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by yamagoya333 | 2012-09-02 20:08 | 山小屋日誌