潮風に乗って

 
e0017396_1595862.jpg


 中学時代の友人の家を訪ねた。
 彼は、山小屋の補修をやってくれ、よいアイデァも与えてくれる。
 
 高台にある素敵なログハウスに住んでいる。
 彼がこつこつと造りあげたものだ。

 ウッドデッキの椅子に座ると、眼前に青い海が見下ろせる。
 素晴らしい環境の中で生活をしていると思う。


e0017396_225522.jpg




 そんな彼が、こんな話をしてくれた。

 昨日、誘われて、船で沖合いまで釣りに行った。
 陸から40キロくらのところまで船を出した。
 釣果は上々であった。

 船で釣りをしていると、よく喋喋が飛んでくるんだ。
 

> 強い風にさらわれて、そんなところまでやって来たんじゃないの ??

 いや、強風の日には、無理をして船は出さないよ。
 蝶だけでなくて、トンボも見かけるよ。

 彼らの意思を感じるなぁ!!
 船の先にある島を目指しているのだろうか ?

 そういえば、詩人の安西冬衛が、「春」という題で、一行詩を書いていることを思い出した。



     春
                                安西 冬衛

    てふてふが一匹韃靼だったん海峡を渡って行った。



 となると、蝶は「海峡」を渡っていけるのかな ??
   

 蝶やトンボたちに、インタビューをしてみたい気がする。
 ちょっと、胸の中が、ほんわりとして、帰宅してきた。


       白蝶々飛び去り何か失ひし     細見 綾子
 

e0017396_231638.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2012-09-05 21:38 | 山小屋日誌