新炭焼き小屋 (15) 閉塞せり

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 炭焼きは、「らし」という工程に入っています。

 炭焼き作業のクライマックスです。
 写真からは、華々しいことは、何一つうかがい知ることは出来ませんね。

 三日間、煙の管理をして、およそ「炭化」が終わったなと判断したときに、窯の焚口たきぐちを「全開」します。

 一気に空気を送り込むのです。
 そして、さらに窯の温度を上げて、不純物を焼き切るのです。

 もちろん、そうすることで、収穫する炭の量が減ってはしまいます。
 損失を覚悟の上で、蓋を開けてしまうのです。

 よい炭を得るための必要経費です。
 約20分の工程です。


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 窯の炎は、地獄を想起させます。
 火炎地獄へ落とされたら、このような紅色を見るのでしょうか。(閻魔えんま様に落とされてしまいそう)


 かくして、3日と9時間を要した「炭焼き作業」は、今、終りを告げました。

 これまで、携わってくださった多くの方々に感謝しております。
 周りに人の居てくれる有り難さを、しみじみと感じております。


 さて、今回の炭焼きの成績発表は、次の土・日です。

 馬次馬、大集合 !!


       修羅しゅら落す天懸る下炭焼けり     新田 郊春 


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by yamagoya333 | 2013-02-19 21:58 | 山小屋日誌