痛痒い (いたがゆい)

e0017396_034696.jpg



 7月23日、デビッドが、故郷カナダに帰りました。

 今回は、昨年有料老人ホームに入所させたお母様の持ち家を売却するための帰郷です。
 昨年までは、カナダには逗留するところがありましたが、今年からは、友達や親戚の家を転転とすることになります。

 どうも、義理の妹さんのお父様が、買い取ってくれるようです。
 他人の手に渡るよりは、安心できると言っていました。

 来年こそは、デェイブについて、カナダを旅してみたいと思っていました。
 彼の実家を拠点にすれば、滞在費が助かるのになと、勝手に思っていました。


e0017396_0114796.jpg



 毎週日曜日の午後3時、デブは、山小屋へやってきます。
 右手に2本、左の手にさらに2本のビールを、重石代わりにして太い腕を振りながら「はぁ~~~い」と、遠くから、何度も言いながら、顔を出します。

 もしかしたら、坂道がきつくて、ゼイゼイ言うのを「はぁ~~~い」でごまかしているのかもしれません。

 彼が、カナダへ帰る一週間前に、朝の8時からやって来ました。

 野菜を収穫して、水洗いをしてくれました。
 これらは、彼の奥さんへのお土産に。

 圧巻は、草刈りを4時間も手伝ってくれたことです。

 かなりの竹林が、綺麗になりました。
 たぶん、しばらく会えない山小屋亭主のためを思ってのことでしょう。
 とても嬉しかったです。

 しばしの別れを惜しみ、6月に東京からやってきた友人のお土産の「高級白ワイン」をポカリと空けました。


 近くに居るときは、何でもないのですが、こうしてやって来ないことがはっきりしていると、淋しくて仕方がありません。(デブには、内緒ですよ)

 やつは、8月18日に、日本に戻ってきます。


       草刈のすいすい風にとぶを負ひ     高野 素十


e0017396_0345760.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2013-07-30 00:44 | 山小屋日誌