40年 午後・邂逅

e0017396_2281415.jpg



 ちぃちゃんが、山小屋へやって来ました。
 久留米から、JRで2時間の行程です。

 この列車に乗るために、40年の月日を必要としました。


 ちぃちゃんは、大学のクラブの後輩で、山小屋亭主の妹分でした。
 思わぬ領域で互いの感性が響き合う貴重な存在でした。

 大学を出てからは、しばらく音信が途絶えていました。
 20年ほど前に、再び連絡を取り合うようになりました。



 今回、パンを焼く連絡をしたところ、わざわざ「買いに来る」という返事をもらいました。

 山小屋亭主としては、来週からパンを焼き始めようと考えていました。

 しかし、ちぃちゃんが、やってくるので、休眠していた「営業用の石窯」に慌てて火を入れた次第です。
 それが、前回の記事です。


e0017396_2219261.jpg



 ちぃちゃんを山小屋に迎えて、山小屋の石窯でパンを焼いてみました。

 焼き上がりは、パン庖丁が役に立たないので、手でちぎって食べることにしました。
 手前味噌で恐縮ですが、やはり焼きたては、美味しいです。

 ※ 急いでいたので、パンを窯から出すところを写すのを、忘れてしまいました。
   この写真は、二科会の写真部門福岡県支部長のTさんが、パッチリ撮影してくださいました。


e0017396_22223362.jpg


 
 この日は、ちぃちゃん歓迎のために、3人の方に山小屋へ来ていただきました。
 
 最初の写真にあるように、3つの火を駆使して、料理を作りました。

 卵10個を石窯で焼いた「窯玉」。
 少し、熱をかけすぎました。


 チキンの香草焼き、ちぃちゃんとTさんがお世話してくれました。

 ジャムは、「柚子・ゆず」(Mさんの手作り)・「苺・いちご(あま王)」「梅」「ヤマモモ」「枇杷・びわ」のジャム、いずれも、山小屋亭主の作品です。

 テールスープは、3日かけてゆっくりと作りました。
 穏やかなあまい味になりました。
 浮いている緑は、バジルパウダーです。


 楽しい時間は、瞬く間に過ぎ去ってしまいました。
 
 また会うことを堅く約して、ちぃちゃんは、岐路に就きました。

 邂逅(かいこう) … 思いがけなく出会うこと
 光陰 … 月日・時間

 今回の「光陰」の数式は 20 × 2 ⇒ 40 ⇒ 「烏兎怱怱・うとそうそう」
 「矢」などではなく、「レーザービーム」かなぁ !?
   ※ 生徒・並びに教え子諸君、たまには辞書を引きなされ !
   ※ ええぃ、ちなみに 「辞書を引く」は、英語で 「consult a dictionary 」とやります。
     「辞書に相談する」とは、素敵な表現では、あ~~りませんかぁ!



   
   
       手にとればほのとぬくしや寒玉子     高浜 虚子



   ※「寒玉子」(冬) … 寒中に産んだ鶏卵をいう。黄身が凝り白身の色が澄んでいて、栄養価が高く貯蔵もきく「寒卵」ともいう。


e0017396_22354565.jpg




 ※ 読者諸兄へ
   漢字のルビや用語の解説など、場にそぐわない記述があることをお許しください。
   拙ブログは、中学生をはじめ、高校生や、小生のかつての教え子たちが読んでくれているようです。
   彼らの勉学に資するため、このようなことと相成っております。
                 山小屋亭主 謹白
[PR]
by yamagoya333 | 2013-12-10 23:16 | 山小屋日誌