2005年 12月 21日
黙々ともくもく
ただ今、サーモンくんたちは「石窯」へ移動いたしました。
窯の中に整然とならんでおります。
いつも使っているスモークウッドが手に入らなくなりました。
今までの量が半分くらいで、価格は1・8倍くらいになってしまいました。
ちょっと、心配です。
これからは、自家製のチップでやっていくしかないかなと考えています。
スモークハウスを建てれば、チップでもやれます。
スモークウッドは、木の粉を固めたもので、簡単に火がついて、けむりの温度が上らないのが特徴です。「線香」の大きなものとイメージしてください。スモークサーモンは「冷燻」といって、煙の温度を30度以下に抑える必要があります。その点、スモークウッドは煙の温度を一定に保ってくれるので助かります。
一方、木を削った「チップ」でやりますと、チップを燃やすための「熱元」が必要となります。ガスコンロ・練炭・炭・電熱器などがそうです。
これらを使用しますと、どうしても煙の温度が高くなりすぎてしまいます。
それを避けるには、煙を直接かけるのではなく、長い煙突やホースをめぐらせて、煙を冷ましながら、燻製室に送る必要があります。
その設備さえ整えば、コストは安くて済みます。
今後の課題ですね。
さてさて、おいしく出来るかな!?
貫かむ恋路もがもな日記買ふ 藤野智寿子
by yamagoya333
| 2005-12-21 15:26
| 山小屋日誌