山小屋での生活を


by yamagoya333

撮土

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 4月いっぱいで、筍の出荷が終わりました。

 それからは、只管(ひたすら)草刈りに勤しんでおりました。
 最初に手掛けた場所は、すでに筆者の胸あたりまで雑草くんたちが、生長しております。
 
 未だに、すべてのエリアを刈り終わっておりません。
 現在九州地方は、梅雨の真っ盛りで、刈り残した連中が、ここよとばかりに騒めいています。
 
 草刈りが落ち着くまで、時間がかかりそうです。


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 昨年までは、管理を頼まれている隣のMさんの畑で、ハーブや野菜を栽培しておりました。
 今年は、そこを耕す時間がありませんでした。

 そこで、炭小屋の前を耕すことにしました。
 ご覧のとおり、狭いところです。

 タイトルにしました「撮土・さつど」が、これです。
 「撮土」とは、狭い土地、「猫の額」ほどの土地という意味です。

 「撮」は「つまむ」という意味で、ほんの「一つまみ」という意味です。


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 苗を植える準備ができました。

 こんな狭い土地でも、丁寧にやると時間がかかりますね。
 昔のお百姓さんの苦労が思いやられます。


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 夏は、青胡椒あおごしょう青紫蘇あおじそがかかせません。
 素麺をはじめ、麺類に使うと、格段においしくなります。

 パセリは料理にも使いますが、みじん切りにしてバターに練りこみ、「パセリバター」をつくります。
 これは、「エスカルゴ」の殻の中に塗り込み、オーブンで焼く料理に使われます。

 筆者は、石窯で「サザエ」を焼くときに使っています。

 フレッシュのパセリバターと乾燥させてパウダーにしたパセリで作ったそれとは、香りと味がそれぞれ異なります。

 バジルは、ペーストにしたり乾燥させてパウダーにします。
 石窯ピザには、ペーストをソースにしたり、ピザの上にパウダーをふりかけて、香りと色を演出させたりします。


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 これから、草ぬきの仕事が待っています。

 でも、これらの植物が仲間に加わってくれたことで、山小屋での生活に潤いが出てきます。


     紫蘇の香や朝のなみだのあともなし     藤田 湘子



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by yamagoya333 | 2016-06-28 06:49