2006年 01月 22日
下関の対面(といめん)
わが町、北九州は本州は山口県下関に対面しています。
下関といえば、冬の味覚「河豚・ふぐ」がとみに有名です。
河豚といえば、南風泊港(はえどまりこう)をご存知ですか?
全国の河豚の8割が、この港を通じて各地に出荷されていきます。
南風泊港は、大きな下関港の「分港」なのです。
会社でいえば、支店です。
ですが、全国的に有名な港のひとつです。
南風泊港でも河豚は「セリ」にかけられます。
ここの「セリ」は「袋ゼリ」と呼ばれる独特のやり方があります。
事務職の方が使う「うでぬき」という道具をご存知ですか。
この袋の中に、競り人と仲買人が、一対一で双方から手を突っ込みます。
袋の中で指で合図を送り、競り人の「あおり」に応えて、仲買人は値を吊り上げます。
何度かの応酬で、買値が決まります。
リズムがよくて、迫力のある情景です。
写真の「河豚」は、さぁおいくら?ハウマッチ?!
家族7人で食べました。充分でした。
えへへ・・・ 1350円なりっ!!
1桁、間違っているだろう?
数字に弱い山小屋亭主ですが、これです。
下関の対面に位置すればこそでございます。
河豚ばかり釣れてさびしき島の西 高島 茂
「南風」「南風泊」に興味のある方は、「漢字牧場326」*「南風」をご覧ください。
*「漢字牧場326」
更新しました。今回は「蚊」です。見てください。
by yamagoya333
| 2006-01-22 23:29
| 山小屋日誌