2006年 03月 01日
重い
3月1日は、長男の誕生日です。
今日は、小雨が静かに降りてきています。
彼が生まれた日は、どんよりとした空模様で、今にも雨が降り出しそうでした。
静かだったという感覚が残っています。
生まれたての息子を妹(看護婦さん・わざわざ担当になった)から手渡されました。
重かったです。命の重さでしょうか。実際は2600gくらい。
「地球」を思いました。
のぞきこむと、「サル」がいました。
しわくちゃで、赤い顔をしたサルでした。
「いよっ」と、挨拶をしました。
輝く小さな目が、まっすぐに私を見つめています。
「よろしく」と言ってくれたような気になりました。
わずか1分くらいの対面でした。
ほんわかとした気分になりました。
それが今では・・・・
言うことを聞かないときは、ピキピキとなります。
そんな時こそ、あの日のことを思い出すようにしています。
そうすると、少しは優しくなれます。
今回は、21回目の誕生日!!
特にプレゼントはないけれど、おめでとうね!
今日はしも匂ふがごとき春の空 福田蓼汀
by yamagoya333
| 2006-03-01 11:31
| 山小屋日誌