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孫と甥っ子


 私には孫はいません。
 いつ、おじいちゃんになれるのでしょうか。
 わくわく!!

 今回は、そんな話じゃありません。

 前回の記事の続編です。
 子どもたちを指導する仕事を長年続けてきました。
 教え子の中には、自分の子どもを、筆者が勤めている「学習塾」へ通わせてくれる人もいます。

 まるで、自分に「孫」ができたような気持ちになります。
 文句なく「かわいい」ですね。
 その子どもを見ていると、「ああ、お母さんにそっくりだ」「お父さんと性格が似ているな」と感じることがしばしばです。

 なんとかしてあげたいと、その子に、つい思い入れをしてしまいます。
 生徒とお母さんと面談をすると、本人よりも「お母さん」の方が緊張しています。
 生徒に「・・・しなさい」というと、お母さんが「はい」と答えます。
 いくつなっても、先生と生徒ですね。
 そんなときに、おじいちゃん気分を味わいます。

 甥っ子・姪っ子とは、職員の子どもたちのことです。
 オヤジのことはこちらがよく知っています。
 「ああ、こいつぅ、オヤジと同じで、すぐ揚げ足取りをするな」
 「顔が、お母さんに似てよかったね」
 「やっぱりね」

 前回の記事の「彼」は、遠く山梨へお嫁にいった、元同僚の甥っ子なのです。

 いとこの息子も預かっています。
 面談をするときは他人です。
 それが終わると、「○○ちゃん、仕事が忙しいの。今度、遊びに来てね」となります。

 人から、「塾の先生ですか。お子さんに勉強を教えてあげげられるのでいいですね」と、よく言われます。
 とんでもない。
 私は、自分の子どもには、ほとんど勉強を教えたことがありません。
 先生と生徒の関係が構築できないのです。
 すぐさま、親子の関係にもどって「こんな問題もわからんのかぁ」と、禁句を口にしてしまいそうになるからです。

 さてさて、自分の子どもはどうなってしまうのでせう!!
 どなたか、相談に乗ってくれませんかぁ?!


       青空へふくれあがりて茶山なる     富安 風生

 
by yamagoya333 | 2006-05-16 04:02 | 山小屋日誌