2006年 12月 14日
暮れ残る
大きな、そして、ささやかな一日が暮れていきます。
おだやかな心持ちになってゆきます。
すべてのものを、夕闇が静かに包み込んでゆきます。
夕霧を吸い込むと、とげとげしい言葉が、優しい言葉に変わってゆきます。
人に厳しい自分を戒めてくれます。
神渡し吹きしづまりし湖に月 菖蒲 あや
*神渡し(冬)…陰暦十月、神無月に吹く強い西風で、出雲へ旅立つ神々を送る風という。
→ 神の旅(冬)
by yamagoya333
| 2006-12-14 08:30
| 山小屋日誌