2007年 12月 09日
まぁるい時間が
スモークサーモンの準備が、着々と進んでいます。
塩漬け・塩抜きという神経をつかう工程を、くぐり抜けました。
よい味に仕上がりそうです。
現在、石窯でパンを焼く準備をしています。
写真は、石窯で使う薪です。
伐採して1・2年乾燥させた竹を切断しました。
この作業は、根気が要ります。
また、同じ姿勢を続けますので、腰が痛くなってしまいます。
伐採した長い竹を採りに行く作業、切断、輪切りの竹を積む作業と、この三つの作業をできるだけ短い時間でローテーションするようにして、腰への負担を少なくしています。
竹林の中には、写真のように積み上げた薪の山が、いくつかあります。
これだけの量でも、一回のパン焼きには足りないくらいです。
担い籠には、一度に15~16本しか入りません。
これを、自宅のパン小屋まで、かついで運びます。
石窯パン一つが焼けるまで、ずいぶんと時間がかかっているのです。
石窯の煉瓦の上に、直接パンの生地をのせて焼成します。
煉瓦が、不純物を吸っていては、安全なパンは提供できません。
作業は、全てノコギリを使って、手作業でやります。
チェーンソーを使えば、かなりの時間を節約できます。
しかし、チェーンソーを使いますと、チェーンソーオイルが外に噴射され、竹にそれが付着してしまいます。
そのことが嫌で、手作業の方を選んでいます。
そんなこんなで、まぁるい時間が、竹林には溜まっています。
むらさきの数珠に冷たき細き指 中西 舗土
by yamagoya333
| 2007-12-09 23:08
| 山小屋日誌