人気ブログランキング | 話題のタグを見る

まぁるい時間が

まぁるい時間が_e0017396_4111880.jpg


 スモークサーモンの準備が、着々と進んでいます。
 塩漬け・塩抜きという神経をつかう工程を、くぐり抜けました。
 よい味に仕上がりそうです。

 現在、石窯でパンを焼く準備をしています。

 写真は、石窯で使う薪です。
 伐採して1・2年乾燥させた竹を切断しました。

 この作業は、根気が要ります。
 また、同じ姿勢を続けますので、腰が痛くなってしまいます。
 伐採した長い竹を採りに行く作業、切断、輪切りの竹を積む作業と、この三つの作業をできるだけ短い時間でローテーションするようにして、腰への負担を少なくしています。

 竹林の中には、写真のように積み上げた薪の山が、いくつかあります。
 これだけの量でも、一回のパン焼きには足りないくらいです。

 担い籠にないかごには、一度に15~16本しか入りません。
 これを、自宅のパン小屋まで、かついで運びます。

 石窯パン一つが焼けるまで、ずいぶんと時間がかかっているのです。


まぁるい時間が_e0017396_4523217.jpg


 石窯の煉瓦の上に、直接パンの生地をのせて焼成します。
 煉瓦が、不純物を吸っていては、安全なパンは提供できません。

 作業は、全てノコギリを使って、手作業でやります。
 チェーンソーを使えば、かなりの時間を節約できます。
 しかし、チェーンソーを使いますと、チェーンソーオイルが外に噴射され、竹にそれが付着してしまいます。
 そのことが嫌で、手作業の方を選んでいます。

 そんなこんなで、まぁるい時間が、竹林には溜まっています。



       むらさきの数珠じゅずに冷たき細き指     中西 舗土
by yamagoya333 | 2007-12-09 23:08 | 山小屋日誌