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 連理の枝 …  男女の相思相愛の間柄
           愛情の深い夫婦のたとえ
           男女の契りの深くむつまじいたとえ



 「比翼連理」という言葉があります。
 「比翼」は、翼を並べるという意味で、比翼の鳥は「翼と目」が片方しかないので、いつも雌雄そろって並んで飛ぶといわれています。これも、夫婦仲がよいことを表します。

 「連理」は、「連理の枝」と同じ意味です。
 「連理」の「理」の意味がおわかりですか。

 「連理」は、もともと別の二本の木でありながら、幹が途中でくっつき合い、「理」(木目)が連なってしまったものです。


 
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 「連理の幹」です。

 手前の木が、左横にぐっと張り出して、奥の細い幹に絡まっています。
 本来なら、右端の位置から、直立するはずです。
 かの細い幹を「見初め」、言い寄るために、幹(「根」ではないと思う)をはわせてきたと思います。

 「彼」の様子に、強い「意志」のようなものを感じてしまいます。
 「恋ふ」という言葉が浮かんできます。
 
 そして細い幹(彼女)が、その「彼」の恋慕をこのように受け入れています。

逑_e0017396_1010193.jpg



 なんだか羨ましくなってきますね。
 ほんのりとした、優しい気分になりなす。

 もう一度、自分のつれあいのことを想いませう !!
 一度は、「一生、この人と・・・」と思った人ではありませんか ・・・


 ついでですから、覚えませんか !?
 「つれあい」という漢字です。

      

 人生(道→しんにょう)を共にしようと、「求めた」相手ですよ !!

     
 えっ? 
 「お前は、どうなんだぁ?」
 「あちゃぁ~~~っ」



       から松はまだ青きまま良夜なり     樺島 政尾
by yamagoya333 | 2007-12-13 10:17 | 山小屋日誌