2007年 12月 13日
逑
愛情の深い夫婦のたとえ
男女の契りの深くむつまじいたとえ
「比翼連理」という言葉があります。
「比翼」は、翼を並べるという意味で、比翼の鳥は「翼と目」が片方しかないので、いつも雌雄そろって並んで飛ぶといわれています。これも、夫婦仲がよいことを表します。
「連理」は、「連理の枝」と同じ意味です。
「連理」の「理」の意味がおわかりですか。
「連理」は、もともと別の二本の木でありながら、幹が途中でくっつき合い、「理」(木目)が連なってしまったものです。
「連理の幹」です。
手前の木が、左横にぐっと張り出して、奥の細い幹に絡まっています。
本来なら、右端の位置から、直立するはずです。
かの細い幹を「見初め」、言い寄るために、幹(「根」ではないと思う)をはわせてきたと思います。
「彼」の様子に、強い「意志」のようなものを感じてしまいます。
「恋ふ」という言葉が浮かんできます。
そして細い幹(彼女)が、その「彼」の恋慕をこのように受け入れています。
なんだか羨ましくなってきますね。
ほんのりとした、優しい気分になりなす。
もう一度、自分のつれあいのことを想いませう !!
一度は、「一生、この人と・・・」と思った人ではありませんか ・・・
ついでですから、覚えませんか !?
「つれあい」という漢字です。
逑
人生(道→しんにょう)を共にしようと、「求めた」相手ですよ !!
えっ?
「お前は、どうなんだぁ?」
「あちゃぁ~~~っ」
から松はまだ青きまま良夜なり 樺島 政尾
by yamagoya333
| 2007-12-13 10:17
| 山小屋日誌