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ついてない ?!

 苅り払い器を使って、草を刈った。
 見る見る間に、雑草がなぎ倒されてゆく。
 予定していたエリアが、一時間も掛からずに完了した。
 これで、やめておけばよかった。

 欲深い山小屋亭主は、さらに草刈りのエリアを拡大した。
 順調に雑草が倒れてゆく。
 「ちっ!!」
 いやな音がした。
 ゴム製の水道管が、破れてしまった。

 「シュゥ シュゥッ」、水道管から勢いよく水が噴き出してきた。
 「ありゃまっ」、やってしもうた。

 自宅まで、急な階段を駆け下りた。
 元栓を閉めて、被害の拡大を止めた。

 水道工事屋さんへ、電話を入れた。
 社長は大分で仕事していたのだが、「7分後」に、社長の息子さんが来てくれた。
 水道管のサイズと材料を計算して、10分後に階段を駆け上がってくれて、修理は完了。
 突然の出費は痛いものの、ライフラインが即刻復旧!!
 まことに、有り難かった。
 日頃のつき合いが、いかに大切かを、思い知った一件であった。

 次の日曜日、多くのゲストを迎える予定だった。
 水が出ないと、不便きわまりない。
 何事もなく、お客を迎えられそうだ。



       さえずりをこぼさじと抱く大樹かな     星野 立子


 「囀り」(春) … 春が来て、小鳥がしきりに鳴くことをいい、その声をいう。地鳴じなきに対する言葉であり、多くは雄が雌を求める恋歌である。
by yamagoya333 | 2008-04-10 23:32 | 山小屋日誌