2008年 05月 24日
竹藪オムニパス ⅩⅩⅧ
Another Story
竹の小径を、バンブー号が上がってきました。
一見、平和そうに見える、この小径にも、ちょっとした話があります。
08年05月03日 撮影
木の根っこの間から、筍が伸びています。
右端の苔生した石が、砕けているのが、おわかりですか。
この筍の仕業です。
これまで、木の根っこと石とが鎬を削っていました。
そこへ、ポンと、筍が入ってきて、これまでの均衡が破れてしまいました。
人間の社会にもありがちな光景でもあります。
08年05月12日 撮影
それから十日経ちました。
石は完全に淘汰されています。
筍と木の根っことの闘いです。
根っこは細くて、弱そうに見えますが、そうではありません。
藪椿の根っこです。
硬くて、しかもぎゅんと撓るのです。
メタボのお父さんのお腹とベルトみたいでしょう。
話は変わって
08年05月03日 撮影
生命力の旺盛な筍です。
岩の隙間から、己の命を全うしようとしています。
人間の常識からすれば、その域を超えています。
こんな所からぁと、思ってしまいます。
08年05月12日 撮影
ずいぶん大きくなりました。
読者の皆さんは、「やれやれ」「よかったね」「頑張ったね」などと、安堵の感想をお持ちでしょう。
ここで一気に崖下へ!
5月15日、写真の二本の竹を含めて、多くの若竹が、「筆者」の手によって、切り倒されてしまいました。
所謂、間引きです。
続きは、次回で!
いくつもの扉開け聖母に五月青し 津田 清子
竹の小径を、バンブー号が上がってきました。
一見、平和そうに見える、この小径にも、ちょっとした話があります。
08年05月03日 撮影
木の根っこの間から、筍が伸びています。
右端の苔生した石が、砕けているのが、おわかりですか。
この筍の仕業です。
これまで、木の根っこと石とが鎬を削っていました。
そこへ、ポンと、筍が入ってきて、これまでの均衡が破れてしまいました。
人間の社会にもありがちな光景でもあります。
08年05月12日 撮影
それから十日経ちました。
石は完全に淘汰されています。
筍と木の根っことの闘いです。
根っこは細くて、弱そうに見えますが、そうではありません。
藪椿の根っこです。
硬くて、しかもぎゅんと撓るのです。
メタボのお父さんのお腹とベルトみたいでしょう。
話は変わって
08年05月03日 撮影
生命力の旺盛な筍です。
岩の隙間から、己の命を全うしようとしています。
人間の常識からすれば、その域を超えています。
こんな所からぁと、思ってしまいます。
08年05月12日 撮影
ずいぶん大きくなりました。
読者の皆さんは、「やれやれ」「よかったね」「頑張ったね」などと、安堵の感想をお持ちでしょう。
ここで一気に崖下へ!
5月15日、写真の二本の竹を含めて、多くの若竹が、「筆者」の手によって、切り倒されてしまいました。
所謂、間引きです。
続きは、次回で!
いくつもの扉開け聖母に五月青し 津田 清子
by yamagoya333
| 2008-05-24 09:00
| 山小屋日誌