2008年 05月 29日
チャーリーが来たぁ~
横には、小さな池があって、周囲には遊歩道が整備されていて、多くの方が散歩を楽しんでいます。
体育館の対岸に、「カフェ金比羅」があります。
広くて高い空間に、個性的なテーブルと椅子が、ポツリ・ぽつりと置かれています。
まことに贅沢な空間が存在しています。
「純喫茶」 もう、死語のようになってしまいました。
コーヒーしか、メニューに載っていません。
決して、食事を出さず、美味しいコーヒーを味わってもらいたいというのが、オーナー チャーリーの考えです。
(「チャーリー」と呼べという、お言葉ですので、敢えて、呼び捨てということで・・・)
このお店のことは、またいつか、ゆっくり紹介します。
チャーリーと知り合って、2年になります。
店の定休日が、月曜日ですので、これまですれ違いばかりでした。
今回、お互いの時間が合って、チャーリーが山小屋へやってきました。
櫟の木の下にテーブルを運んできて、心ゆくまで杯を酌み交わしました。
チャーリーは、あるコーヒー会社に長く勤めていて、5年前に「カフェ金比羅」を開いたそうです。
コーヒー豆の仕入れは、元の会社からですと、やりやすかったと思いますが、そうはしなかったそうです。
「コーヒーは、鮮度! これに尽きる」というのが、行き着いた結論だそうです。
元の会社は、「生の豆」を供給してくれなかったそうです。
それで、別のルートを探して「生の豆」を仕入れているそうです。
店の中には、「焙煎マシン」があります。
かなり高価な物だそうです。
テイクアウトも出来ます。
店で、コーヒーを飲んでいる間に、焙煎してくれます。
昨年の「山小屋コンサート」で、来ていただいた方に出したのが、チャーリーのコーヒーです。
該当者は、その味を思い出してみてください。(無理かぁ
でも、美味しかったことだけは、覚えてくれていると思います。
たくさんのこだわりを持って、生きている方です。
その分、奥様にしわ寄せが行っているようです。
夕暮れ時が、近づいてきました
一本筋の通った チャーリーです
僭越ですが、何か筆者に共通するところがたくさんあって、話が尽きません。
再会を約して、チャーリーは、山小屋を後にしました。
心豊かな時間を過ごしました。
古き友来れば酒置く竹酔日 村山 古郷
※「竹酔日」(夏) … 陰暦五月十三日は、竹酔日・竹誕日などといい、この日に、竹を植えれば、必ず根づくという中国から伝わった俗信があって、我が国でも広く行われている。梅雨の季節で根がつきやすく移植にちょうどよい季節である。
by yamagoya333
| 2008-05-29 12:25
| 山小屋日誌