2008年 08月 10日
「川」の字
掌の皮膚が、ぱんぱんです。
針を刺したら、「パン」と、破裂しそうでした。
しかし、痛くはありませんでした。
※ ビールを飲むと、手がかゆくなりました。
現在は、収束に向かっております。
いまだ、腫れてはおりますが、指の「皺・しわ」なども、出現してきました。
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ある夏の夜、二人の息子を横に置いて、「川」の字になって寝ておりました。
暑くて、寝付けないでいました。
幼い二人の息子たちは、すやすやと、寝息を立てておりました。
天井から、ぽとりと、何かが、胸の上に落ちてきました。
肌着の上を、ぢかぢかと歩きます。
「百足」だと、確信しました。
重量感があります。かなり大きいようです。
それが、右に行っても、左に下りても、どちらかの息子のほうにたどり着いてしまいます。
決心しました。
両手で、その百足を、力いっぱい握りつぶしました。
もちろん、百足は反撃して来ました。
左の中指の付け根に、ざくりと痛みが走りました。
すぐさま、辺りを点検しました。
百足は、夫婦で行動すると言われています。
一匹、見かけると、必ず近くに、もう一匹いることが多いのです。
念入りに調べましたが、連れ合いは、いないようでした。
しばらくすると、刺されたところが、ずきずきしてきました。
明け方までには、左の中指が「バナナ」のように、太く腫れあがりました。
まぁ、息子たちには、何事もなかったので、よかったです。
こんなこと、彼らは知らないだろうな。
なにもせぬ百足蟲赤き頭をつぶす 古屋 秀雄
by yamagoya333
| 2008-08-10 23:59
| 山小屋日誌