2008年 09月 29日
リュウズ
何だと思います。
青紫蘇が、実をつけています。
こちらも、そろそろ店仕舞いのようです。
突然ですが、漢字検定2級の問題です。
「時計のリュウズが抜けた」の「リュウズ」を漢字に直してください。
「リュウズ」に漢字があるなんて、高校時代には考えもしませんでした。
意味はわからないけれど、「英語」か何かの外国語だと思っていました。
そんな人、いませんかぁ?
ヒントは、写真をご覧ください。
何やら、「竜」の頭が並んでいるように見えませんか。
「頭上・ずじょう」「頭巾・ずきん」の「頭」は「ず」と読みますね。
正解は、もう、お分かりですね。
「竜頭」が大正解です。
「龍頭」でも、結構です。
日本漢字能力検定協会の各級には、配当漢字というのが設定されています。
「竜」は、2級配当漢字。
「龍」は、準1級配当漢字です。
ですから、2級の検定での模範解答は「竜頭」ということになります。
でも、でもですよ。
「襲」という漢字は、「4級」配当漢字なんですよぉ!
「4級」は、中学1年~2年の前半まで学習する漢字の範囲です。
(因みに、検定2級は、高校卒業程度ということになっています)
「龍」は、高校までで「習わない」漢字なのです。
「不条理」という言葉が、脳裏をよぎります。
不条理だらけの漢字に興味のある方は、山小屋亭主の別ブログ「漢字牧場326」へどうぞ。
ただし、現在は、休眠しております。
近々、再開しようと、たくらんでおります。
「漢字牧場326」
ふくろふの口ごもり鳴ける良夜かな 水原 秋桜子
「良夜・りょうや」(秋) … 月の明らかな夜をいうが、多くは十五夜を、時には十三夜を指す。
by yamagoya333
| 2008-09-29 23:09
| 山小屋日誌