2008年 10月 19日
がらん ・・・
第4回 山小屋コンサートが、始まりました。
あれだけ苦労して運んだ、丸太の客席は、「がら・・・ん ・・・」
10月とは思えない強い日射しが、コンサートの会場に降り注ぎます。
観客のみなさんは、それを避けて、外周りの日影から、鑑賞することになりました。
演奏してくださった Visions のお二人は、暑さにもめげず、素敵なメロディーを聴かせてくれました。
燦々と降り注ぐ陽光のせいで、ステージと観客とがドーナッツ化していました。
その距離を埋めるかのように、宮崎たかしさんが、ステージを下りて、観客に間近の「くさはら」の中で、マイクを使わず、歌ってくれました。
宮崎さんの心遣いに感激しました。
ここに至って、演奏者と聴衆が、一体化したように思います。
「暑さ」が、「爽やかさ」に変わりました。
和やかな雰囲気で、演奏が進んでいきます。
本日は、このお二人が、ビデオとカメラを担当してくださいました。
どんな作品になるか、楽しみです。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
宮崎たかしさん、Visionsのお二人、聴衆のみなさん、ありがとうございました。
「また来年もやりましょう」と出演者が、お客さんの前で言ってくれました。
山小屋亭主に対する、何よりのご褒美だと思います。
めつむりて聴く秋声や楢林 長倉 閑山
by yamagoya333
| 2008-10-19 21:53
| 山小屋日誌