2008年 11月 01日
黄櫨紅葉・はぜもみじ
街や山に赤や黄の色が、混じるようになりました。
秋が深くなってきましたね。
俳句では、葉が赤くなる木や植物をつかまえて「**もみじ」と表現し、秋の季語に列しています。
そのいくつかを紹介しますね。
写真は、「黄櫨紅葉・はぜもみじ」です。
大櫨の緑にまじる紅葉かな 田中 王城
「桜紅葉・さくらもみじ」
桜紅葉ながい話のおわりきく 黒川 路子
「葡萄紅葉・ぶどうもみじ」
ひるがえる葡萄紅葉や滝の音 増田 手古奈
「蔦紅葉・つたもみじ」
蔦紅葉濡れしは今かしぐれけむ 水原 秋桜子
「柿紅葉・かきもみじ」
かたくなに拾わずにをり柿紅葉 桜木 俊晃
「雑木紅葉・ぞうきもみじ」
暫くは雑木紅葉の中を行く 高浜 虚子
みなさんのところは、どんな紅葉でしょう。
by yamagoya333
| 2008-11-01 09:53
| 山小屋日誌