2008年 11月 12日
行ってきました
先週、お邪魔していたので、受講生の方々からも、気軽に声をかけていただきました。
しかし、席に着いて、「テキスト」をペラペラしているうちに、表情がこわばってきました。
中には、テキストを早々に閉じてしまった方もいました。
どうも、問題が、難しいようです。
講座が始まりました。
自己紹介が済んでも、受講生のほとんどが下を向いたままです。
どうも、先生(筆者)と、目線が合って、指名されるのを避けているようです。
この警戒心さえ取り除けば、こちらのペースに引き込めると判断しました。
漢字の成り立ちや、それにまつわる意外な話をするうちに、受講生の気分が「ホグレテ」きました。
※さて、ここで問題です。
「気分がホグれる」の、片仮名の部分に漢字を当ててみてください。
ヒントは、「紐の結び目を解く」というフレーズの中にあります。
堅く結んでしまった心が ⇒ 「ほぐれる」 ⇒ 「解れる」
日頃使っている言葉ですが、漢字にしてみると、こんな字だったのですね。
てなことで、みなさんの顔が上がるようになりました。
また、手を挙げて、答えてくれるようにもなってきました。
それからは、あっという間に、予定時間が尽きてしまいました。
再会を約して、戻ってきました。
受講生の皆さん、最後まで、話を聴いてくださって、ありがとうございました。
この講座の企画と準備ををしてくださった東朽網市民センターのW館長、Tさんと職員の皆さん、お世話になりました。
話をした本人が、一番楽しんだと思います。
冬の虹とびもからすも地をあゆみ 金尾 梅の門
※「10月櫻」 北九州市立「白野江植物園」(門司区)
by yamagoya333
| 2008-11-12 08:00
| 山小屋日誌