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里帰り

 昨日、里帰りをしてきました。

  * コスモスが咲いています。 渡る風の涼しいこと!

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 写真は、「うきは市」の山奥の「つづら棚田」です。
 昨年の6月「さくら工房326」でも紹介しました。
 のんびりとした気分に浸ってしまいました。


 * 土蔵 外は赤土でコーティング
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 筆者の「ふるさと」 スモーク・レストラン「IBIZA」です。

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 どうしても、ここのパエリアが食べたくなりました。
 友人を誘って、出かけていきました。


 * 筆者が修業した「石窯」 横に移設されていた
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 もう使われていません。「引退」させられてしまったようです。
 筆者のような・・・

 * 現役の「石窯」です。
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 * 「IBIZA」のテーブルから
   モンシロチョウが舞い込んできました。
    森や竹林に漉(こ)された「まろやかな風」が入ってきます。
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 * 下の川辺まで下りてみました
    蝶の大群です。
 
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 しばし、郷愁を癒してまいりました。
 明日からも、ハードな仕事が待っています。
 何とか、乗り切れそうな予感がします。



     桑の葉の照るに耐へゆく帰省かな     水原 秋桜子
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by yamagoya333 | 2006-07-31 01:50 | 山小屋日誌

逃避行


 このところ、仕事で忙しい毎日でした。
 先日の土曜日は、夕方で仕事がOFF。
 
 逃げ出しました。
 平尾台というところまで。
 ここは、以前「さくら工房326」で紹介したことがあります。
 石灰岩が羊のように群がっている山肌がきれいなところです。
 小倉から田川にかけて、摩訶不思議が光景を見せてくれます。

 非日常性を求めて、行ってきました。
 夏草の生い茂る草原の中に、それぞれの色や形をした石灰岩が不規則にではありますが、何か意味を持った並び方をしているようにも感じました。
 到着が、午後7時前。
 夕暮れが近づいてきました。

 刻々と変化する空の様子をお楽しみください。

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 * すっかり茜色です
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 * 枯れ木や石灰岩が赤く染まります
   「しばし華やぐ」という表現はいかがですか

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 * 夕月が
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 上まで車で登りましたが、道中車の多いこと。
 ミニ・ラッシュです。
 何だろうと、いぶかりながら運転していました。
 やっと、その理由がわかりました。

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 花火大会が催されていたのです。
 図らずも、見事な花火を堪能いたしました。
 涼しい夜空に、見事な光のパフォーマンスでした。
 「もうけもん」の一日でした。


     花火上るはじめの音は静かなり     星野 立子
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by yamagoya333 | 2006-07-31 01:18 | 山小屋日誌

二人の河童 Ⅱ

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 「河伯洞・かはくどう」‥河童の棲む家

 7月23日(日)若松駅近くにある河伯洞に行ってきました。
 河童を見てきたわけではありません。(そうよね
 25年以上も若松の地で働いていたのに、今回が初めての訪問でした。
 
 河伯洞は、若松が生んだ作家、火野葦平の書斎がある家です。
 葦平が「河童」をこよなく愛したことから、自宅を河伯洞と名づけたそうです。
 葦平の亡くなった日が1月24日、7月24日が「祥月命日」にあたります。
 24日が月曜日で、河伯洞の休館日であることから、23日に縁者や関係者が集まって、葦平を偲ぶ会がありました。

 行きがかり上、筆者もここへ紛れ込んでしまいました。
 案内を請いますと、まず抹茶のお接待がありました。茶の心得のない筆者は、少々緊張しましたが、あまりうるさくは言われないような雰囲気でしたので、一気に飲んでしまいました。お菓子は「さくら羊羹」、若松の名物で「昔羊羹」と呼ばれる種類で、表面が硬くコーティングされています。おいしいです。ご希望でしたら、リクエストしてください。パンを送るときに、一緒に詰めて差し上げますよ。

 葦平の話や若松の話に段落がついた頃に、葦平の縁者の方が(和服姿があでやか)河伯洞の中を30分かけて案内してくださいました。
 葦平の父親は、知る人ぞ知る「玉井金五郎」です。
   * 日野葦平「花と龍」のモデル!
 葦平の印税に自分のお金を足して、派手ではありませんが「お金」をかけた家を作り上げました。

 説明を聞きますと、「へぇー」と驚くことばかりでした。
 写真に見える「廊下」の天井は「屋久杉」が使ってあり、廊下の踏み板は大きな「桜」の一枚板がふんだんに敷き詰められています。落ち着いた鈍い黒茶色で、何とも気持ちのよい「足ざわり」でした。(一万千札を敷き詰めた上を歩いているような・・⇒下世話なたとえで申し訳ありません)

 二階の葦平の書斎に通されました。
 四畳半と八畳くらいの二部屋がありました。
 大きな部屋には膝くらいの高さから大きな窓が立ち上がり見晴らしのよい、過ごしやすそうな部屋でした。筆者もこんな部屋がほしいな!
 案内によりますと、この葦平の書斎は、特別な造りをしているとの事。
 部屋の外回りが、板敷きになっているのです。そこに本棚が置かれて、ねだが抜けないようにと工夫がされているそうです。その内側に畳が敷かれていました。

 *葦平の書斎 上方の窓の下の黒い部分が「板張り」
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 へ・へ・へ・・・

 ここを書きたいために、龍之介や葦平を引っ張り出した訳であります。
 実は、筆者の部屋もそういう構造になっているのであります。
 家を建てるときに、設計士から「どんな部屋にしたいですか」と聞かれた、すかさず「(6畳の)部屋の3分の1を板張りにしてくれ、そこに本棚を置くので、底が抜けないように補強してくれ」とだけリクエストしました。
 大工さんには、自分が線を引いた「本棚」を注文しました。
 外で作って、部屋の中に運び込むことができないくらいのものです。
 部屋の中で組み立ててもらいました。地震でも倒れないように、壁にしっかりと固定してもらいました。
 文庫本の高さから、1メートル四方のボックスを3段、好きなように作りました。
 筆者の唯一の「財産」です。
 畳は、残りの広さに合わせて、「変形」(特注)です。

 葦平も同じ事を考えていたことを知って嬉しくなり、こんな回りくどい記事を書いてしまいました。


       サルビアの花の夕暮人の夕暮     唐笠 何蝶
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by yamagoya333 | 2006-07-26 23:13 | 山小屋日誌

二人の河童 Ⅰ



    青蛙おのれもペンキ塗り立てか     芥川 龍之介 
 
 読んだ瞬間に、「青蛙」の肌の緑のつややかさが、目の前に鮮やかに浮かび上がってきます。
 ひくひくと、のどを動かしている、「青蛙」の可愛らしい「おめめ」とぴったりと視線が合ったような気分になってしまいます。

 人の人生を鋭く洞察してきた龍之介が小動物に注ぐ愛情は、柔らかく細やかです。
 また、この句に漂うユーモラスな雰囲気はどうでしょう。
 「おのれもペンキ塗り立てか」と問うても、当の「青蛙」は応えるはずもなく、「そんなはずは、ねぇだろーっ」と、外野から声が飛びそうなほどの「愚問」であるところに、軽い笑いを誘われてしまいます。

 俳諧の「滑稽さ」を残しつつ、大正時代においては斬新な手法の素晴らしい作品だと思います。
筆者は、この「青蛙」の句と大学時代に出会うことで、本格的に句作を志すことになります。
 筆者の行き着くべき境地の句だと思っていますが、未だ・・・


 芥川龍之介の「珠儒の言葉」という短編集に「河童」という作品が収められています。
 ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、少しだけ内容を紹介しておきましょう。

 * 河童の世界では、お腹に子どもを宿した「母親候補」は、お腹の赤ちゃんに「あなたの父親は、しかじかの河童で、母親の私は、こんな河童です。赤ちゃん、あなたは私たちの子どもとして生まれてきてくれますか」と、問いかけるのです。

 赤ちゃんが、その両親の取り合わせに「承諾」すると、生まれてきてくれるのです。
 一方、赤ちゃんが「こんな親のもとには生まれたくない」と返事をしますと、お腹の中で「っしゅわーー」っと、消滅してしまうという話です。

 親を選ぶことのできない「人間」への皮肉がよく効いた作品です。*

 「河童忌」(夏) 7月24日、芥川龍之介が亡くなった日です。
 俳句の季語には、文学者が亡くなった日{○○忌」がたくさんあります。
 その人の作品に因(ちな)んで、名づけられています。

     河童忌や河童のかづく秋の草     久保田 万太郎
 


 万葉の歌人「山上憶良・やまのうえのおくら」は、このように歌っています。

  瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲(しぬ)はゆ

       何処(いづく)より 来(きた)りしものそ

  眼交(まなかひ)に もとな懸かりて 安眠(やすい)しなさぬ

 {通訳・by 筆者)
  (宴会で)瓜(当時は高級品)を食べると、子どものことが思い出される。(自分ばかり、おいしいものを食べて悪いなぁ)
 栗(これも、高級品)を食べると、ましてや子どものことが思いやられる。
 いったい何処から、我が子として私のもとへやってきてくれたのだろう。(ありがたいことだ)
 床について、寝ようとしても子どもの姿が、目の前にむやみにちらついて、よく寝られないことだ。(それほど、我が子がいとしい)

 (反歌)

  銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに 

      勝れる宝子に及(し)かめやも

 {通訳・by 筆者)

 銀も金も宝石もいったい何になるだろう(いや、なんの役にもたちはしない)
どんな高価な宝物でも、我が子に勝っているだろうか(いや、我が子以上のものはない)


 子どもの頃に「どうしてこの人が、おれの父親なんだ」「母親なんだろう」「○○ちゃんのお母さんは、優しい」「☆☆君のお父さんは、かっこいい」と、一度ならず思ったことででしょう。

 親となった今、子どもからは、疎(うと)ましく思われていると感じています。
 「何で・・・?」と、後ろから聞こえてきそうです。
 だからこそ、憶良 のこの歌は、身にしみます。
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by yamagoya333 | 2006-07-25 23:16 | 山小屋日誌

JAZZ ぅ・・・っ

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 いい顔してた!!
 5人とも!


 下関まで JAZZ を聞きに行ってきた。
 土曜日の夜!
 宝石みたいな時間だ。
 この時間帯は、いつもは営業時間。
 
 幾度となく諦めたことだろう、ライブやコンサート。
 今回は、決行だ!!

 会場は、新幹線「新下関駅」の近く。
 落ち着いた雰囲気のライブハウスだった。地下にある。

 Visions というユニットのライブがあった。
 いい、いい、いい!
 久しぶりに感動した!

 Miki Tsukamoto ・ピアノ   Kiyoshi Mamura  ・ウッドベース

 「音楽が好きです」 「JAZZ をこよなく愛しています」というメッセージが、じかに伝わってくる。本当にいい顔をして演奏している。
 凝り固まった気持ちを、少しずつ揉み解してくれるように、音楽がしみてくる。
 痛む50肩にも効き目があったかも?!

 好きなことが、いつまでたってもやれるっていいな!
 どんな状況でも、ベストを尽くそうとする姿勢に感動した。
 何の信念も持たず、いつも中途半端な自分を思い知らされた。
 「真面目に働こう」と思った。

 今回のライブは、既存のものとは少し変わっていた。
 小河孝浩(おがわ たかひろ)さんという写真家が、スタッフとして同席したことだ。
 東京で活躍していたが、現在は故郷の宮崎県・西米良村に拠点をおき、村の自然や人々を撮影されている方だ。
 あるイベントを通じて、Visions と知り合い、彼らの演奏に同行しているとのこと。

 Visions の演奏に合わせて、彼が撮影した「海」や「木」や「森」の写真を、プロジェクターを使って、スクリーンに映し出すのだ。
 「優しさ」を感じる写真ばかりだ。演奏に奥行きが出てくる。
 Visions の演奏を自らが楽しんでいて、写真の切り替えのタイミングをはかっている。
 後ろから見ていた筆者は、その姿にも感動した。
 「好きなんだな、自分の生き方が、いいな、素敵だな」

 あっという間に2時間が過ぎた。
 この夏か秋に、Visions 一家を山小屋は迎えることになるだろう。
 「山小屋コンサート」を引き受けてもらえるかもしれない!

 Visions   http://www.geocities.jp/visionsmk/

 小河孝浩  http://www.spin.ne.jp/~taka/



       はるかまで旅してゐたり昼寝覚め     森 澄雄
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by yamagoya333 | 2006-07-23 00:35 | 山小屋日誌


 入試には絶対出ない「英単語」
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 「 eel 」!
 「鰻」のことです。
 筆記体で書くと、「鰻」のイメージが出てきませんか。

 土用の丑の日が近づき、「鰻」に対する関心が高まってきているころですね。
 筆者は、鰻が苦手です。
 決して、食べないというわけではありませんが、食べなくても済むようでしたら、そうしたいです。(勧めないでくれるぅ⇒状態

 筆者の父方の田舎が広島です。
 小学校の1・2年生の頃に祖父の家を訪問しました。
 私たち父子を歓迎してくれるためでしょう、若い叔父たちが田圃へ出て「鰻」を獲ってくれました。もちろん、私を伴って、その捕獲現場を見せてくれました。
 叔父の掌の中で蠢(うごめ)く、黒くて黄色い長い生き物は「蛇」にしか見えませんでした。
 数匹(満足のいく)の鰻を手に入れると、叔父たちは家まで「凱旋」です。
 そして、私の目の前で「捌き」が始まりました。
 生きたまま、まな板の上で大きく長い釘を頭に打ち付けられた鰻は、もんどりうって「ばたばた」と暴れます。己の命のやり取りですから、子供心にも「畏怖・いふ」を感じるほどでした。
 「しゃーぁ」っと、包丁が腹に入って、鰻がよじれながら広がります。
 黒い色から、真っ赤な色に変化します。それでも、鰻は動きます。
 内臓を処理していたのでしょうか、包丁の刃先が骨の部分に当たり、鰻の血がほとばしります。すごい勢いで、辺りに拡散します。その鰻の血液が、叔父の目の中に飛び込みました。一瞬ひるんだ叔父は、手で目をぬぐいますが、作業は続行です。

 もうそれ以上、見ていられませんでした。
 その後、叔父の目が「お岩さん」のように、大きく膨れ上がって別人の様相をしています。正直、怖かったです。

 食卓に、鰻が出てきました。
 一部始終を見ていた筆者は、手をつけることができませんでした。
 白いご飯を下を向いて、食べていると、私の行動が祖父の目にとまったのでしょう。「たくさん食べろ」と、さかんに勧めてくれます。
 もじもじしている筆者を見て、とうとう祖父は「どうして食べないんだーっ」と、大きな声で筆者をしかりつけました。筆者は、ただうつむいて、しくしくと泣くばかりです。

 そんなこんなで、鰻が「トラウマ」となってしまいました。

 結婚する前に、家内と水郷・柳川を訪れたことがあります。
 柳川は、ご存知の通り「鰻」が名物です。
 一軒の老舗に立ち寄り、鰻を注文しました。
 当然ですが、鰻以外の「品書き」は存在しませんでした。
 家内は、おいしそうに食べるのですが、筆者の箸はいっこうに進みません。
 「ちょっと、食欲がないから・・・」と、恩を着せつつ向こう側へ。
 柳川というところへ行ったのが、そもそもの失敗!
 と言うよりは、家内が「鰻」が食べたいというので、連れて行った次第!
 「鰻は嫌いだぁ」とは、まだ言えない時代でした。


       月蒸れて鰻畦越す影見たり     足立原 斗南郎
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by yamagoya333 | 2006-07-21 03:58 | 山小屋日誌

青天の霹靂 Ⅱ


 青天の霹靂 ‥ 突然に起こった思いがけない出来事 
 霹靂(へきれき)‥急に鳴る、激しい雷


 面談が始まった。
 先生と息子が淡々としかも粛々と話を進めてゆく。
 もう最初から、二人で取り決めがあったような流れだ。
 結局、最後まで「おやじ」は、一言も発せずに、面談は終えた。
 おやじに何の意見も感想も求めなかった担任には、いささか失望した。
 少しくらい、同意を求めても、反論を聞いてもいいじゃないか!
 であれば、何のために同席したのだ?
 決して、何かを語ったり、ぶち上げようなどと思っていたわけではない。
 思いやりの足りない人だ!!とは、思いつつ、何も筆者に語らせないのが「思いやり」だと考えていたのだろうかとも!!


 仕事柄、保護者と生徒と面談をする機会が多い。
 心がけていることは、親子双方の意見を聞くことだ。
 相互に食い違いがあってこその「面談」ではないか。
 その食い違いを、或いは思いを汲み上げて、両者の合意に導くのが役目だと思っている。 時には、保護者の耳の痛いことも、敢えて口にすることもある。
 面と向かって談合することが、本来の目的であると信じている。

 やるせない思いで教室を出ると、「欠点の科目の補講があるので、あと30分待って」と息子。
 聞いてねぇよぉ!!
 またまた、暇な時間を過ごすことになる。
 おばあちゃんのところで待機している娘に、迎えが遅くなる旨を連絡。
 中学校でPTAの仕事をしている家内にも連絡。
 30分がとうに過ぎた。
 息子が出てきた。
 「さっちゃん(彼女の名前?)を駅まで送ってもらえる?」
 「ああ」
 これも、聞いてねぇよぉ!!
 
 しばらくして、可愛らしい女の子を伴って、息子が出てきた。
 ドキドキの対面だ!!!

 ずいぶん遠くから通学しているとのこと。
 それじゃぁ、家まで送ってあげようということに。
 娘を家内を拾って、一路彼女の家に。
 スーパーで買い物をしていた家内に、そのことを告げると、にわかに緊張のようす。
 尾篭な話で申し訳ないが、筆者はトイレに!

 何だかんだで、到着!
 ちゃんと挨拶ができる、美人さん!
 さきちゃん、息子の本性を知っているのですかと、心の中で問いかけるおやじであった。

 本当に、気疲れした!
 こういう事って、予想だにもせずにやってくる。
 帰宅して、早々とビールの栓を抜いたことだ。


       水打って暮れゐる街に帰省かな     高野 素十
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by yamagoya333 | 2006-07-19 02:29 | 山小屋日誌

青天の霹靂 Ⅰ


 今日は、夏休みを前にして、学校で娘と息子の面談があった。
 同じ時間帯に設定されたため、娘は家内が、息子は筆者がということになった。
 気が重いことで、食欲が減退してしまうほどだった。
 しかしぃ、酒の量には無関係!!

 息子が申告した時間に高校へ赴いてみると、面談は1時間後だった。
 しばらく、校庭で時間をつぶすことにした。
 そぞろに歩いていると、筆者の前にサッカーボールが転がってきた。
 スニーカーを履いていた。
 ボールを追いかけてきた少年(外人のようだ)に向かって、ためらいながらも蹴ってみた。
 「プチッ」、なにか中途半端な音がした。
 立ち止まっていた少年の2・3メートル前で、ボールは失速した。
 少年が、大きく手を振ってくれた。
 はにかみながら、小さく手を振り返した。

 大きく時間が動いた。
 こんなおっさんにも、青春時代があったのだ!!
 もう彼らのように躍動的な動きはできはしないが、懐かしい「振動」が体の中に甦った。 
 戻れるものならば、高校時代だ。
 肉体的にも精神的にも脱皮を繰り返した頃へ。
 多くはないが、信頼できる友達ができた。
 自分の弱いところや恥ずかしい場面をつぶさに目撃された。
 今でも、酒の肴にされる。
 「損得抜き」の関係だ。これがいい!

 息子にも、そんな友人ができたのだろうか。


       汗のハンケチ友等貧しさ相似たり     石田 破郷
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by yamagoya333 | 2006-07-18 23:48 | 山小屋日誌

同類

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 道路に棄てられていました。
 「櫻」です。

 昨日、車で病院から帰っていますと、黒い塊が道路に放置されています。
 この光り方は、桜の木ではないかと思いました。
 通り過ぎるときに確認しました。
 すぐさま車を停めて、車に収容しました。
 思わず「50肩」の右手で・・・
 ずしりと重かったです。

 どこかの家庭で邪魔になったのでしょうね。
 20センチくらいの径のものです。
 きれいに切りそろえてありました。
 水色の袋は有料のゴミ袋です。
 こうなってしまえば、ゴミなのですね。

 「さくら」が、「櫻」を救出!
 現在、どう利用しようかと思案中です。
 もしかしたら、今年のスモークサーモンはこれで!!


       一本の桜大樹を庭の心     松本 たかし

 
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by yamagoya333 | 2006-07-14 08:54 | 山小屋日誌

パパぁー

 この2・3日、右肩が抜けるように痛むのです。
 少し、揉んでもらうと、痛みは緩和されるのですが、今朝はどうにも我慢ができずに、病院に行ってきました。
 先週まで、少し無理をしたからかしらと思いつつ。
 「50肩」だって!!
 しばらくすると、よくなるそうです。痛み止めの薬と湿布がどっさりの処方箋を受けとりました。

 待合所のソファーに腰掛けていますと、3歳くらいのかわいらしい女の子が私のところにやってきて、「パパぁ」!!
 (だれですか?やっぱりと、思っている人は・・・)
 (絶対に、辺りをきょろきょろなんかしてませんっ!)
 筆者の隣に座っていた「パパ」と 間違えたようです。
 でも、ちょっとだけルンルン気分。



     桜桃のみのれる国をまだ知らず     三橋 鷹女
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by yamagoya333 | 2006-07-13 13:22 | 山小屋日誌