準備

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 竹の花器を作っているところです。

 6月8日(日)と15日(日)の両日は、若松の高塔山で「あじさい祭」が催されます。
 Y師匠は手作りのアクセサリーを、筆者は竹の花器を、フリーマーケットに出品します。

 現在、その準備に追われています。
 あれこれと、試行錯誤を繰り返しながら、製作を楽しんでいます。

 当日は、Y師匠と筆者の「勇姿」を見に来てください。
 尚、売り切れの節は、平にご容赦を !!
 (そんな事が、あろうハズがない) → ごもっとも!!


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       白靴に急に雨降り急に照り     嶋田 摩耶子
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by yamagoya333 | 2008-05-31 21:20 | 山小屋日誌

光りを集めて

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 蓮の花です。

 蜂が群れています。
 飛べるって、いいですね。
 水があっても、大丈夫 !!


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 蜂や虫たちは、蓮の花のにおいよりも、雨の中でもゆっくりと、それらが集める「光り」に誘われてやって来るのではないかと思うほど、輝いて見えます。



        咲くや桶屋の路地の行きどまり      久保田 万太郎
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by yamagoya333 | 2008-05-31 01:14 | 山小屋日誌

雨あがり 小景

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 先日、南九州と四国地方が、梅雨入りしました。
 こちらも程なく、そのエリアに巻き込まれていくでしょう。

 降り続いていた雨が、止みました。


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 雨が、大好きです。
 汚れた景色を、綺麗にしてくれます。
 外に遊びに行かない「決心」をさせてくれます。
 そわそわしないで、本が読めます。

 皆さんは、雨が好きですか。


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       くっきりと真紅の薔薇ばらに葉かげかな     高野 素十
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by yamagoya333 | 2008-05-30 07:49 | 山小屋日誌

チャーリーが来たぁ~

 八幡と戸畑と、小倉との境に、北九州市立体育館があります。
 横には、小さな池があって、周囲には遊歩道が整備されていて、多くの方が散歩を楽しんでいます。

 体育館の対岸に、「カフェ金比羅こんぴら」があります。
 広くて高い空間に、個性的なテーブルと椅子が、ポツリ・ぽつりと置かれています。

 まことに贅沢な空間が存在しています。

 「純喫茶」 もう、死語のようになってしまいました。
 コーヒーしか、メニューに載っていません。
 決して、食事を出さず、美味しいコーヒーを味わってもらいたいというのが、オーナー チャーリーの考えです。

 (「チャーリー」と呼べという、お言葉ですので、敢えて、呼び捨てということで・・・)

 このお店のことは、またいつか、ゆっくり紹介します。

 チャーリーと知り合って、2年になります。
 店の定休日が、月曜日ですので、これまですれ違いばかりでした。
 今回、お互いの時間が合って、チャーリーが山小屋へやってきました。

 くぬぎの木の下にテーブルを運んできて、心ゆくまで杯を酌み交わしました。

 チャーリーは、あるコーヒー会社に長く勤めていて、5年前に「カフェ金比羅」を開いたそうです。
 コーヒー豆の仕入れは、元の会社からですと、やりやすかったと思いますが、そうはしなかったそうです。

 「コーヒーは、鮮度! これに尽きる」というのが、行き着いた結論だそうです。
 元の会社は、「生の豆」を供給してくれなかったそうです。

 それで、別のルートを探して「生の豆」を仕入れているそうです。
 店の中には、「焙煎マシン」があります。
 かなり高価な物だそうです。

 テイクアウトも出来ます。
 店で、コーヒーを飲んでいる間に、焙煎してくれます。

 昨年の「山小屋コンサート」で、来ていただいた方に出したのが、チャーリーのコーヒーです。
 該当者は、その味を思い出してみてください。(無理かぁ
 でも、美味しかったことだけは、覚えてくれていると思います。

 たくさんのこだわりを持って、生きている方です。
 その分、奥様にしわ寄せが行っているようです。



 夕暮れ時が、近づいてきました
 一本筋の通った チャーリーです

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 僭越せんえつですが、何か筆者に共通するところがたくさんあって、話が尽きません。

 再会を約して、チャーリーは、山小屋を後にしました。

 心豊かな時間を過ごしました。


       古き友来れば酒置く竹酔日ちくすいじつ     村山 古郷


 ※「竹酔日」(夏) … 陰暦五月十三日は、竹酔日・竹誕日などといい、この日に、竹を植えれば、必ず根づくという中国から伝わった俗信があって、我が国でも広く行われている。梅雨の季節で根がつきやすく移植にちょうどよい季節である。
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by yamagoya333 | 2008-05-29 12:25 | 山小屋日誌

潮風に

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 水馬あめんぼが、気持ちよさそうに、水面みなもを滑っています。
 田圃たんぼ代掻しろかきが終わりました。


 ぐっと、カメラを引いてみましょう。


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 海につづく棚田です。
 珍しい景色だと思いませんか。

 棚田といえば、山中の狭い谷間たにあいに位置しているような感じがします。

 たまさか、海岸線をドライブしていたときに出会った風景です。



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 潮風に吹かれながら育った稲からは、しょっぱいお米がとれるのかなぁ ??



       田を植ゑるしづかな音へでにけり     中村 草田男
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by yamagoya333 | 2008-05-28 00:17 | 山小屋日誌

悲鳴

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 竹林には、たくさんの若竹が、立ちならびました。
 このまま、全ての若竹が、親竹として、生長してほしいと思います。

 しかし、竹の間隔や各自の大きさなどを、勘案するときに、どうしても切り倒してしまわなければならないものもあるのです。

 まさに断腸の思いです。
 期待していた方向と違う、大きさが今ひとつ、既存の竹との距離が近すぎる、などなど、いろんな理由で、斧を入れていきます。

 「棄」という漢字があります。
 まさに、この通りの感覚をもちながら、若竹を伐採していきます。
 古代中国の農民が味わってあろう感覚に近いものがあります。

 「棄」という漢字は、筆者の別ブログ「漢字牧場」で、確認してください。

「漢字牧場」


       一茎に一花賜ひぬお花畑     平畑 静塔
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by yamagoya333 | 2008-05-24 21:57 | 山小屋日誌

竹藪オムニパス ⅩⅩⅧ

Another Story


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 竹の小径を、バンブー号が上がってきました。

 一見、平和そうに見える、この小径にも、ちょっとした話があります。


 08年05月03日 撮影
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 木の根っこの間から、筍が伸びています。

 右端の苔生こけむした石が、砕けているのが、おわかりですか。
 この筍の仕業です。

 これまで、木の根っこと石とがしのぎを削っていました。
 そこへ、ポンと、筍が入ってきて、これまでの均衡が破れてしまいました。

 人間の社会にもありがちな光景でもあります。


 08年05月12日 撮影
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 それから十日経ちました。
 石は完全に淘汰とうたされています。

 筍と木の根っことの闘いです。
 根っこは細くて、弱そうに見えますが、そうではありません。
 藪椿やぶつばきの根っこです。
 硬くて、しかもぎゅんとしなるのです。

 メタボのお父さんのお腹とベルトみたいでしょう。

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 話は変わって


08年05月03日 撮影
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 生命力の旺盛な筍です。
 岩の隙間すきまから、己の命を全うしようとしています。

 人間の常識からすれば、その域を超えています。
 こんな所からぁと、思ってしまいます。


08年05月12日 撮影
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 ずいぶん大きくなりました。

 読者の皆さんは、「やれやれ」「よかったね」「頑張ったね」などと、安堵あんどの感想をお持ちでしょう。

 ここで一気にがけ下へ!

 5月15日、写真の二本の竹を含めて、多くの若竹が、「筆者」の手によって、切り倒されてしまいました。

 所謂いわゆる、間引きです。
 続きは、次回で!


       いくつもの扉開け聖母に五月青し     津田 清子
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by yamagoya333 | 2008-05-24 09:00 | 山小屋日誌

竹藪オムニパス ⅩⅩⅦ

緩やかな時間

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 木の根が、岩を抱き込んでいます。
 左の方にも、岩のはみ出した部分が見えます。
 かなり大きな岩だということが、おわかりですか。

 緩やかな時間の営みの中で、このようになっていたと思われます。
 これから先も、お互いの力が拮抗きっこうしながら、変容していくことでしょう。


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 根っこに締め付けられて、岩には、ひびがが入っています。
 これで、お互いのバランスがとれているのならば、しばらくはこの状態が続くでしょう。


 先々は、根っこの締め付けがこうじて、岩が砕けてしまうかもしれません。
 或いは、木全体の生長が旺盛ですと、このまま、岩を内包してしまうかもしれません。
 そうなると、外からは、岩の存在は、うかがい知ることはできません。

 いずれにしても、何十年もの先のことでしょうから、筆者には確かめようはありませんが。



       万緑ばんりょくや神父の歩幅裾中すそなかに     神林 信一
 
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by yamagoya333 | 2008-05-24 08:30 | 山小屋日誌

あ~~ぁっ!

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 山小屋の倉庫のはりです。
 蛇が脱皮していました。

 見た瞬間、こんなひもがいつの間にと、いぶかしく思いました。
 よく見てみると、蛇のそれでした。

 筆者は、蛇が苦手です。

 森や草藪を歩くときは、大きな音をさせながら動きます。
 杖で、前をたたきながら進みます。

 物音に驚いて、蛇が先に逃げてくれることを期待しています。
 もう、十年以上も、蛇に遇っていません。


 蛇の抜け殻は、気持ち悪いので、すぐに藪の中に捨ててしまいました。
 このことを、知人に話すと「もったいない。お財布に入れておけば、お金や幸福が舞い込んでくるのに」と言われました。

 いやぁ、後の祭り!
 今度 ・・・ は、ないかぁ!



       蛇からをぬぎ原罪を地に残す     有馬 朗人


 「蛇の殻」(夏)
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by yamagoya333 | 2008-05-23 23:56 | 山小屋日誌

第八次登頂作戦

 キャタピラー運搬機「バンブー号」が、ついに山小屋へ上がってきました。
 バンブー号を購入してから、一年半が経過しました。

 自宅前の道路から、山小屋へ到る道が数本あります。
 どのルートも、大きな岩が立ちはだかったり、急な階段があったり、道幅が狭かったりと、障壁だらけでした。

 何度も、登頂作戦を敢行しましたが、いずれもうまくいきませんでした。

 登頂作戦は、半ば、諦めかけていました。

 昨年の秋、隣の家を購入した際、竹林が一緒についてきました。
 そこを利用して、新たなルートが見つかりました。
 有り難いことに、バンブー号の駐車場から、山小屋までの最短ルートです。

 しかし、階段の勾配こうばいが急な所が数カ所あることと、車幅がぎりぎりの所が一箇所あるのが難点でした。
 そのルートを見てもらった方たちの意見は、否定的でした。
 その中の一人、Miさんが、「やってみよう、大丈夫」と言ってくれました。
 Miさんは、山小屋の隣で、野菜を栽培している方です。
 豊富なユンボの操縦経験があるそうです。

 Miさんの指導を受けつつ、道路整備に3ヶ月ほどかかりました。
 先週の水曜日、満を持して登頂作戦を敢行しようと試みましたが、生憎の雨で、一週間延期しました。

 そして本日、指導のMiさん、メカニック・農協のSさん、何度も・何度も登頂作戦を手伝ってくださっているAさん、Tさん、Mさんの五人が手伝ってくれました。

 バンブー号の運転は「筆者」ということに・・・・(不安でした)
 MiさんとSさんは、プロですから、どちらかがやれば簡単なのでしょうが、「教育的な目的」のため、敢えて筆者がとういうことになったようです。(これから、筆者がずっと付き合うので)

 やり始めると、バンブー号は、一気呵成に山小屋までやってきました。
 バンブー号が、山小屋へたどり着くと、誰からともなく拍手がわきました。
 本当に嬉しかったです。


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 これまで、協力してくださった全ての皆さんに感謝です。

 これから、バンブー号に働いてもらって、皆さんが楽しく過ごせるようにしたいと思っています。
 手伝ってくれる方、大歓迎。


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 バンブー号は、山小屋の食堂にちゃっかり入り込んでしまいました。
 しばらくは、ここが仮の車庫になります。
 ウィンチが付いてるので、屋根の高い車庫を造ってあげるつもりです。

 とりあえず、バンブー号とコーヒーで乾杯を!


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       どくだみの香に立つ土の薄暑はくしょかな     西島 麦南

 ※「薄暑」(夏) … 夏まだ浅く、いくぶん暑さを覚えるころをいう。
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by yamagoya333 | 2008-05-21 23:59 | 山小屋日誌