透明感

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 現在、外は、暴風雨です。
 この分ですと、週末は、たっぷりと降られそうです。

 こんな時こそ、山小屋にこもって、一人酒を酌むところでしょうが、新米教師は、いそがし・イソガシぃ!
 

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 梅雨どき、花といえば「紫陽花」が、代表選手ですね。
 この花は、またいつか。


 我が家に、仙人掌サボテンの花が咲きました。
 この花は、あなどれません。
 うっとりと見とれるほど、美しいです。


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 雨の少ないところが原産地のようですが、梅雨の雨をたっぷりと吸って、花弁が透き通っていいます。
 雨が大好きなんでしょうね。


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 本日の仙人掌は、生き生きととしていて、瑞瑞みずみずしい限りです。


     サボテンのの向き向きに楽たのし     篠原 鳳作

 
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by yamagoya333 | 2010-06-25 21:12 | 山小屋日誌

磁器婚式  25年目

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     *自宅2階、筆者の部屋の窓からの「朝焼け」



 磁器婚式= 結婚25年目なんだそうです。

 我が家は、本日で、26年目が始まりました。

 例の大きなキャンドルは、我が家では一度も点灯されず、押入れのどこかに横たわっているはずです。
 カビがはえているかもしれません。
 これまでの暑さで、溶けてしまっているやも ・・・

 まぁ、これまで、よくもよくも、持ちこたえてきたものです。
 山小屋亭主のわがままに、うちの山ノ神は、よくつき合ってくれました。

 本人には、直接は言えませんが、感謝の気持ちでいっぱいです。
 ということにしておきます。

 何があっても、山小屋亭主を責めません。

 何をしても、褒めてもくれません。

 「放し飼い」です。
 ありがたいことです。

 どうか、このまま「銀婚式」まで、もつれ込みますように !!

 あっ、かつての「ジューンブライド」は、幸せになったのでしょうかねぇ ??

       この夏を妻得て家にピアノ鳴る     松本 たかし
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by yamagoya333 | 2010-06-24 20:43 | 山小屋日誌

夕暮れの

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 河内貯水池の「眼鏡橋・めがねばし」です。

 夕暮れ時で、風がいで、湖面にくっきりと、その姿を映しています。

 本名は、「南河内橋」。通称が、「眼鏡橋」です。


   * 南河内橋貯水池にかかる長さ133m、幅3.6m、径間66mのレンティキュラートラス構造の橋梁。1926年(大正15年)竣工。日本での建築例は3例しかなく、唯一現存しているもの。現在は歩行者・自転車専用となっている。通称「めがね橋」。( ウィキペディア より)


 雨のない梅雨時の夕暮れ、心も静かになっていきます。

       きあへぬ薄暑はくしょの日と思ひけり    高浜 年尾
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by yamagoya333 | 2010-06-23 20:54 | 山小屋日誌

百合の実力

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 ササユリは、か弱いイメージでしたね。
 洋種の百合の実力を、ご覧ください。


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 しべじたいが、「花」に見えますね。



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 存在感がありますね。
 全体を撮ると、百合の持つエネルギーに、圧倒されそうです。



       くもの糸一すぢよぎる百合の前     高野 素十

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 * 二枚目の写真に、蜘蛛の糸が一筋あるのに、お気づきですか ??
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by yamagoya333 | 2010-06-20 23:49 | 山小屋日誌

遅かりし ・・・

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 ササユリを見に行ってきました。

 思いついたのが遅かったようです。
 かのササユリは、盛りを越えていました。

 残念ながら、気に入った写真を撮ることができませんでした。

 洋種のユリは、力強い感じがします。
 でも、このササユリは、繊細で、可憐なイメージがあります。

 花びらの淡いピンクが透けているでしょう。

 昨年、ササユリの記事を掲載しました。
 その中に、ササユリの咲く場所が、毎年移動するということを、調べて書きました。
 それを確かめに行きました。

 やはり、動いていました。
 おやっと思うところに咲いていたり、ここにあったのになと、首をかしげることも。

 写真は、申し訳ありませんが、昨年の分を「復習」してください。

 クリック ⇒ 「ごしゅじん・ご主人n」


       見おぼえの山百合けふは風雨かな     星野 立子
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by yamagoya333 | 2010-06-20 20:51 | 山小屋日誌

パステル風ぅ ?! 

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 写真が、パステル風になりました。
 柄にもなく、早起きして、花の写真を撮りました。

 要は、寝ぼけていて、いつものピンボケです。



 「 ~風」 便利な言葉ですね。
 調味料には「みりん風味」
 うどん屋さんでは「京都風」

 「本物」ではないことを、開き直って宣言しているのですね。

 では、「パステル風」を、どうぞ ・・・・


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       ややあれば茂り離るる風の筋     中村 汀女  

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by yamagoya333 | 2010-06-20 07:26 | 山小屋日誌

人の顔(4)

 そして、かく言う「私」ですか ?!


 これまでの「私」ならば ・・・

   月曜日 ⇒ 高校の国語の先生

   火曜日 ⇒ 筍林のお百姓

   水曜日 ⇒ 市民センターで、お料理の講師

   木曜日 ⇒ 「さくら工房」代表

   金曜日 ⇒ 塾の先生

   土曜日 ⇒ 「山小屋レストラン」 オーナー

   日曜日 ⇒ 山小屋亭主 ⇒ 朝から 「呑ん兵衛」にござる

 という「7色」の名刺を、曜日に合わせて、差し出すことができたのに ・・・・・

 ホント、取り留めの無い、掴みどころの無い、正体不明の「山小屋亭主」ですね。

漢字牧場326 『名刺』

       虹立ちてたちまち君のごとし     高浜 虚子
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by yamagoya333 | 2010-06-18 22:30 | 山小屋日誌

人の顔 (3)

 芥川龍之介の次は、夏目漱石ですね。


 夏目漱石、本名 夏目金之助。
 慶応3年1月5日庚申こうしん(かのえさる)の晩に生まれました。
 庚申の日に生まれると、大泥棒になるといわれています。
 その厄除けのために、「金」の字を名前にいれると、そうならなくて済むと信じられています。

 大泥棒・石川五右衛門、鼠小僧は、庚申の日に生まれたとされています。
 はっきり言って、後付ですね。

 そこで、父夏目小兵衛直克は、「金之助」と名づけます。

 無事に少年期を過ごした漱石は、東大に入学します。
 そこで、かの正岡子規と出会い、お互いに影響を受けます。
 漱石は、正岡子規の紹介で、愛媛県松山中学校に赴任します。
 そこでの体験を基にして、「坊ちゃん」が生まれました。


 話が横道に逸れましたが、漱石は、子規の影響で、俳句を作りました。
 漱石は、大正5年に没しますが、同6年に岩波書店から『漱石俳句集』が刊行されています。
 それほど多くの俳句をものしたということになります。

 小説家としてのイメージが強い漱石は、俳人でもあったのです。


       すみれ程な小さき人に生まれたし


 * うららかな大地に咲いているスミレは、小さくてちょっと目立たない。しかし、よく見ると、そのかれんな姿は何と美しいではないか。自分もできれば、このスミレのような人間に生まれてみたいものだ。
 (楠本健吉の解釈による)

 しくも、この句は、漱石が子規に句稿を送ったものなのです。


 人は、一面では捉えられませんね。
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by yamagoya333 | 2010-06-15 19:11 | 山小屋日誌

たしょうのえん

 「袖摺り合うもたしょうの縁」ということわざがあります。

 「たしょう」を、漢字に直してしてみませんか。

 生徒のほとんどが「多少」と書いて、「すれ違って、袖が擦れ合うのも、その人と『多少』は、縁があるのだろう」と、理解しているようです。

 新しい「解釈」としては、まずまずですね。

 「情けは人のためならず」ということわざも、若い人の解釈が、異なるようです。
 「その人に情けをかけると、その人が甘えて、かえってその人のためにならない」と、理解している生徒が、大部分を占めます。


 話が逸れましたが、「たしょう」は⇒「多生」が、正解です。

 「多生」とは、何度も生まれ変わるという意味です。
 「袖摺り合うも多生の縁」とは、 袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁によって起こるものであるということです。

 現世の回り逢いは、前世に起因しているということです。


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 であれば、この期に及んで、「あざみ」さんと、山小屋亭主とは、前世において、少なからず縁があったということでしょうか。

 あざみさんは、市立病院で、筆者の妹の後輩に当たります。
 そして、 市立病院で、あざみさんは、筆者の二人の息子を取り上げてくれました。

 時は20年流れて、今年の5月、あざみさんが、山小屋へ上がってきました。

 あざみさんの従姉妹さんのご主人が、現在勤務している高校のH先生の息子さんでした。
 しかも、筆者を竹やぶから下ろして、高校に呼び込んだのは、このH先生なのです。
 さらに、その従姉妹のご主人Tくんは、筆者の塾での教え子だったのです。

 前回、訪問した塾の先生のことを記事にしました。
 それに反応したのが、あざみさんでした。
 お嬢さんの塾を探していらっしゃったようで、筆者によい塾があったら紹介してくれというオファーがありました。

 筆者は、迷わず、金曜日に知り合った、ST塾長を紹介しました。

 本日、親子で塾長先生と面談したそうです。
 お嬢さんの入塾が決定しました。

 なんとまぁ、「多生の縁」なのでございましょう。
 ST塾長とも、そうであったのかもしれません。

 現世で、生きているって、楽しいものですね。


        どぶろくにゑうて身を投ぐ大地あり     森川 暁水
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by yamagoya333 | 2010-06-14 22:32 | 山小屋日誌

人のイメージ(2)


       青蛙おのれもペンキ塗り立てか     芥川 龍之介


 前回の記事の最後に紹介した句です。

 筆者は、大学時代「俳句部」に所属して、句作に励んで?おりました?
 自分の作品は、皆さんの鑑賞には堪えませんので、掲載をしたことがありません。
 もっぱら、人様の作品をあげつらうことにしています。(すんません


 筆者は、龍之介の「青蛙」の句とめぐり合って、句作を始めました。
 
 龍之介の写真といえば、決まって人をにらみつけるような、少しく狂気を含んだような怖い顔をしています。
 その龍之介らしくない?、ユーモラスな小動物に対する愛情に満ちた作品にかれました。

 龍之介の域には、とても及ばないまでも、どこか人を和ませるような句を作りたいと願ったものです。
 まぁ、結果は惨憺さんたんたるものでしたが ・・・



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 芥川龍之介といえば、小説家として知られています。
 この名を見て、少し驚かれた方もいらっしゃることでしょう。

 人は、ある一定のイメージを持っています。
 人がそう言うし、自分もそんなもんだと決め込んでいるところもあります。

 また、人によっては、自分はこれ以外にはできないと、「特化」してしまう方もいます。

 芥川龍之介については、本人よりも、他者の方が「小説家」のイメージを固めているように思います。

 夏目漱石に、その才能を見出された芥川龍之介は、漱石の影響もあってか、句作もおおいに手がけています。

 
       木がらしや東京の日のありどころ 


       水洟みずばなや鼻の先だけ暮れ残る 


 などの作品があります。


       せきひとつ赤子のしたる夜寒かな


 赤子とは、遺子の芥川比呂志さんでしょうか、也寸志さんのことでしょうか。


 普段、人には見せない優しい父親を、俳句の中で演じているようにも感じます。

       
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by yamagoya333 | 2010-06-13 18:02 | 山小屋日誌