山小屋での生活を


by yamagoya333

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ガーデン パーティー

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 この春は、山小屋においても大きな変化がありました。

 そのことは、徐々に書いていくことにします。

 写真は、石窯で調理したグラタンです。


 写真家のTさんが、山小屋へやってきました。
 お天気もいいし、大きなクヌギの木の下で、いただくことにしました。


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 春の温い風が、香りを緩やかに立ち上げていきます。
 柔らかな陽光が、ひと味つけてくれました


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 グッド ジョブ !!

 美味しい空気をと一緒に、グラタンがのどをゆっくりと下りていきます。


 小鳥たちのさえずりが、心を躍らせてくれます。
 控えめでありますが、スケールが大きいのです。
 地から沸き起こる啼き声が届くかと思えば、にわか雨のようにザッとさえずりが降ってきます。


 会話の内容も、それに合わせるように、穏やかなものになります。
 楽しいときを過ごしました。



       少年や春のかもめに置き去られ     中村 路子

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by yamagoya333 | 2011-04-06 21:27 | 山小屋日誌

九州の春を 届けます

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 被災なされたセイさんから、連絡がありました。
 
 大変な思いをなされたことでしょう。



 九州の桜は満開です。

 セイさん、九州から桜の春をお届けします。

 しばらく、辛いことや悲しいことを忘れてください。


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 詩聖「杜甫」の作品に「春望」があります。
 
 杜甫の心情が、そのまま当てはまるとは思いませんが、「山河」=「自然」は、どんな状況下でも、時期を違わずめぐってきます。

 


       春 望 
           
     国破山河在   国破れて山河在り
     城春草木深   城春にして草木深し
     感時花濺涙   時に感じては花にも涙を濺ぎ
     恨別鳥驚心   別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
     烽火連三月   烽火ほうか 三月に連なり
     家書抵万金   家書 万金にあた
     白頭掻更短   白頭 けば更に短く
     渾欲不勝簪   すべしんえざらんと欲す
  
     都は滅茶苦茶になってしまったが山や河は昔のままであり、
     長安には春が訪れて草や木が深々と生い茂っている。
     世の中の有様に心を動かされて花を観ても涙をはらはらとこぼし、
     家族との別れを惜しんでは鳥の声を聞いても心を傷ませている。
     打ち続く狼煙火のろしは三月になってもまだもうとせず、
     家族からの便りは万金にも相当するほどに思われる。
     白髪頭は掻きむしるほどに抜けまさり、
     まったくもってかんざしを受け留めるのにも耐えかねそうだ。


 
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 どうか、楽しいときが訪れると信じて、日々の努力を続けてくださいね。
 何の役にも立たないのに、偉そうなことばかり申し上げてすみません。


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by yamagoya333 | 2011-04-04 20:35 | 山小屋日誌

桜咲く日が ・・・

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 震災の報道に、言葉を詰まらせてしまいました。
 この震災で、亡くなられた方が、現在のところ18000人を越えていると聞いております。
 哀悼のまことを捧げます。

 また、被災された方々の一日も早い、心の復興を念じてやみません。
 「夜明けの来ない夜はない」という言葉があります。
 何のお手伝いもできませんが、夜明けが必ずやって来ることを信じて、これからの一日一日を頑張っていただきたいと、切に切に願っております。

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 桜の老木です。
 必死で、自らの命をつないでいる様子が分かりますか。
 直角に延びた大きな枝には、一切の支えがありません。
 しかし、矍鑠かくしゃくと生きています。

 亡くなった方々には、お気の毒ですが、生きていればこそ、楽しいこともやってきます。
 今こそ、雌伏しふくの時です。
 きっと、雄飛する時代を謳歌おうかする時が来ることを信じて ・・・


       咲き満ちてこぼるる花もなかりけり     高浜 虚子

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by yamagoya333 | 2011-04-03 04:03 | 山小屋日誌