梅雨に咲く花

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 梅雨の時期、花といえば、紫陽花あじさいが頭に浮かびます。

 また、降り続く雨に打たれて、鮮やかさと瑞瑞しさが増幅されて、その美しさに見とれてしまいます。
 見とれている自分が、しっとりと雨に濡れていることに気づいて、苦笑いすることがあります。


 現在、我が家には、梅の雨を吸って、生き生きと咲いている花があるのです。


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 サボテンの花です。

 「雨を吸う」と表現してしまうほど、花びらは透き通って見えます。


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 塀の上から垂れ下がってきて、今にもドサッと落ちてきそうです。
 花が終わると、鬱陶うっとうしくなって、全部切り落としてしまおうかなと思うことがありました。



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 でも、また来年も、黄色い花を見たくなります。

 それで、半分ほど剪定します。
 かなり気をつけてやってはいるのですが、細かい針が手や顔に刺さってしまいます。
 一週間ほど、ちくちくしてします。


 花は、咲くまでがワクワクして、いざ咲いてみると、寂しさと共に観賞しなければなりません。

 もう少し、心も黄色く染まっていようと思います。

 切り取った株は、土に植えておくと根が直ぐに付くようです。
 ご希望の方は、分けて差し上げます。



       少年の仙人掌さぼてんを賞づ百のはち     平山 みち江 

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by yamagoya333 | 2011-06-27 20:24 | 山小屋日誌

自分らしく

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 山小屋菜園?で、ハーブを育てています。
 毎日山小屋まで上がって、水遣りをするようにしています。

 子どもや生徒たちと同じですね。
 愛情をかけてあげれば、必ず応えてくれますね。

 

 ハーブを少し収穫しました。

 まん中上から時計回りに、バジル・葉唐辛子・オレガノ・山椒・ミントです。

 細く・細かく刻みました。


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 豚肉のミンチに混ぜ込みました。
 岩塩と粒黒胡椒をミルで挽きます。
 オリーブオイルを入れて、更に粘りが出るまで、かき混ぜます。

 この時期は、雑菌の活動が旺盛なので、ソーセージにするのは、怖いです。

 そこで、ラップフィルムで巻いてみました。


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 蒸し器がなかったので、フリーザーパックに入れて、水からゆでてみました。


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 出来立てを、オリーブオイルでソテーして、焦げ目をつけました。

 ラップの中に溜まっていた肉汁に白ワイン醤油を加えて、ソースにしました。


 このごろは、時間的に余裕ができてきました。
 できるだけ、山小屋へ上がって、思いついたことをやっています。

 草刈、竹の伐採、石窯の改造、石窯の小屋の建て直し、炭小屋の大改造、竹の花器の製作、料理・読書・昼ね ・・・

 あっ、お酒も ・・・・


 時間のある方は、山小屋へどうぞぉ~~っ !!


       一寸ほど地に浸み込んで夕立やむ     高浜 年尾

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by yamagoya333 | 2011-06-26 20:40 | 山小屋日誌

夢は つづいて

 前回の記事に  kinokoji さん からコメントが入りました。
 (参照してください)


 これまで、蕎麦打ちは{道」の一つと考えていました。
 「剣道」 「柔道」 「茶道」 などと、同一視しておりました。

 目から鱗です。
 気張らなくてもいいのですね。

 
 勝手に思い込んで、雁字搦がんじがらめにしていた臆病な自分が見えてきました。
 もっと、気軽にやってもいいのですね。

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  kinokoji さん、いつも有意義なアドバイスをありがとうございます。


 これから、蕎麦を植える畑の準備をします。
 夏休みが、有効に使えそうです。



       浅くして痛みはげしき夏の傷     東川 紀志男

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by yamagoya333 | 2011-06-23 00:14 | 山小屋日誌

夢のつづき の つづき

 蕎麦を自分で栽培して、その粉で、蕎麦を打つというのが、山小屋亭主の夢の一つです。

 そのためには、条件が一つあります。


 充分お金持ちになって、明日の生活を心配しなくてもよくなるというのが、必須条件です。

 その条件を満たすことは、たぶん不可能です。
 したがって、この案件は、夢のまた夢ということになりそうです。

 なぜ、そんな厳しい縛りを設けているかといいますと、蕎麦打ちは、精神的に安定していないと、美味しいものにならいと信じているからです。

 決して、その夢を捨てたわけではありません。
 それが実現できるように、日々の努力を続けようと思っています。
 そのことが、励みになると信じています。



       春の夢みてゐてまぶたぬれにけり     三橋 鷹女
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by yamagoya333 | 2011-06-19 23:06 | 山小屋日誌

夢のつづき

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 十割蕎麦です。

 しかも、自家栽培。

 完全予約制。

 予約を受けた分だけの蕎麦を、ご主人が石臼で丁寧に挽きます。


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 これだけ書きますと、頑固一徹の「親爺・おやじ」が、しかめっ面で蕎麦を打っているような感じがしてきますね。

 実際、このお店を訪ねるまでは、そんなイメージを抱いていました。



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 食事が終わると、ご主人と奥様による「人定尋問」が始まりました。

 客の返答を上手に取り上げて、話題を広げていきます。
 話の合い間に、自分たちの真面目で気ままな日常の生活を、語ってくれます。


 蕎麦は、自分たちで育て、収穫し、日に干して、昔ながらの道具で、蕎麦の実を取ること。
 食材のほとんどは、自分たちの田や畑で採れた米や野菜を使用していること。
 料理は、奥様が焼いた器に盛っていること。

 営業日以外は、町の公民館に折り紙をはじめ、いろいろなことに夫婦でチャレンジしていること。


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 そおかぁ、お前も炭を焼いたり、パンを焼いたり、人の世話を焼いたりしているのか。
 気に入った、今度仲間と一緒に、お前の山小屋へ行くからな。

 (明日にでも、山小屋へ上がってきそうな気配が、充分漂って ・・・)


 蕎麦は、歯ごたえも、のど越しも、よございました。
 蕎麦つゆも、美味しい。

 再会を約して、「そば処 竹庵」を後にしました。


        「そば処 竹庵」 

   福岡県田川郡香春町採銅所矢山 

  <営業> 土曜・日曜・祝日 11:00~15:00

   (要 予約)   電話 0947-32-6323     下の↓ 定食 1000円



       遠山の奥の山見ゆ蕎麦の花     水原 秋桜子

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by yamagoya333 | 2011-06-17 23:09 | 山小屋日誌

 電話がかかってきました。
 福島の知り合いの夫妻からでした。

 山小屋亭主が、ブログを更新しないことを心配してのことです。

 自分たちの日々の生活で、いっぱい・いっぱいのはずなのに。
 そんな状況下でも、人を思い遣ることができるなんて、なんて心優しい人たちなのだろうと思います。


 今回の大震災で、へこんでしまい、ブログを更新することができずにいました。
 何度も、書きかけては、記事にはなりませんでした。

 二人から、励まされてしまいました。
 本来ならば、逆の立場なのに。

 元気が出てきました。




 先日仕事で、ある塾の塾長先生とお会いしました。
 その方は、今回の震災で津波が直撃した町の出身です。
 ご両親をなくしたそうです。

 先生は、連休に、里帰りしました。
 津波の爪あとの残る故郷を目の当たりにしたときに、「笑い」が出たそうです。
 「笑う」しかなったのだそうです。

 筆者が、「今回の震災で、自分の無力さを感じて、しょぼくれている」と言ったところ、
 かの先生は、「九州が元気を出さないで、どうしますか」と、一喝されました。


 やっと踏ん切りがつきました。
 これからは、できるだけ、ブログを更新しようと思っています。

 どうぞ、見捨てずに、こらからもお付き合いください。



       ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき     桂 信子
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by yamagoya333 | 2011-06-15 22:43 | 山小屋日誌

雨を冒して ・・・

 前の日曜日、雨の山小屋で過ごしておりました。

 降りしきる雨の中を、一頭のモンシロチョウがふらふらと、舞っています。
 勢いをつけて落ちてくる大粒の雨滴うてきに叩き落されるのではないかと、案じておりました。

 そんな状況下でも、強い意志を持って活動しているように感じられました。

 もしかしたら「配偶者」を見つけるために、雨を冒して飛んでいるのではないだろうかと思いました。

 大雨をしのぐために、ライバルのオスたちは、求婚活動を止めている間隙かんげきをぬってのことでしょうか。
 そう思うと、なんだかほほ笑ましく思えてきました。


 ふと、こんな言葉を思い出しました。
 
     「雨を冒し韮を剪る 」 ( あめをおかしにらをきる )


 友情の厚いことのたとえ。 後漢の 郭林宗のところに、ある夜はげしい雨の中を友人が訪れて来た。 林宗は喜んで、雨の中 をおかして韮を切り、餅をつくって歓待したという故事から。


 そう言えば、先日、雨の中を傘をさして、山小屋へ上がってきてくれた友人のことを思い出しました。
 思わぬ来客に、びっくり仰天しました。

 雨を冒して韮は剪りはしませんでしたが、歓待しました。


 雨の山小屋も、いいですよ。
 週末は、山小屋に居ます。
 
 緩やかな時間の流れの中で、あれこれと想いを廻らしたり、その逆に、思考を停めたりして、心を開放してみませんか。
 大歓迎です。


       山国の蝶を荒しと思はずや     高浜 虚子
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by yamagoya333 | 2011-06-14 00:52 | 山小屋日誌