山小屋での生活を


by yamagoya333

<   2011年 11月 ( 9 )   > この月の画像一覧

健気な

e0017396_21402435.jpg


 現在、竹藪たけやぶの整理中です。

 前の持ち主が、何十年と放置したままでしたので、その荒れ方が尋常ではありません。
 開拓は、遅々として進みませんでしたが、デイビッドが加勢してくれたので、案外早く終わりそうです。


e0017396_2146820.jpg



 真っ暗だった竹藪から、一本の蜜柑みかんの木が出てきました。

 写真でお分かりのように、背中が曲がっています。
 光を求めて、こういう姿勢になったのでしょう。

 たわわに実をつけています。
 でも、太陽の光を充分に浴びていないのでしょうか。
 みかんの黄色も、いまひとつ迫力がありません。

 でも、どんなに条件が悪くても、みかんは何の不平も言わず、不満な態度もみせません。
 (筆者が、勝手にそう思うのかもしれませんが ・・・)

 命をつなごうとする「必死さ」が、ありありと窺えます。
 これを健気と言わずして、なんと言いましょう。

 こうした生き方ができればいいなと、しみじみ思う、山小屋亭主でありました。


       見透かさる心の奥や蜜柑むく     潮路 和子

e0017396_21564896.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-28 22:05 | 山小屋日誌

卒業展 (2)

e0017396_2172993.jpg


 ろうけつ染めは、藍色一色で染め上げていくものとばかり思っていました。

 それが、何色も使って、カラフルに仕上げることができることを知って、びっくりです。

 色彩豊かな作品に染め上げていくには、大変な根気がいるそうです。
 生徒の一人が、煩雑な工程を説明してくれました。


e0017396_2112767.jpg



 蝋でコーティングして、一色染めて、洗いと乾燥を繰り返します。
 気の遠くなるような時間の中で、少しずつ少しずつ、完成に近づいてきます。


e0017396_21152445.jpg


 さてさて、どんな作品に仕上がることでしょうか。


       雑音に耳遊ばせて日向ぼこ     大野 林火

e0017396_21274144.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-27 21:29 | 山小屋日誌

卒業展 (1)

e0017396_2261086.jpg



 SS高校の美術科3年生が、卒業展覧会に向けて作品の制作に勤しんでいます。

 3年間の集大成です。
 どの生徒も、真剣かつ熱心に取り組んでいます。

 筆者は、このクラスを3年間担当しています。
 一人ひとりの生徒が、かわいくてなりません。

 勉強面では、かなり厳しく指導してきました。
 でも、彼らはついてきてくれました。

 社会に出たときに、恥をかく場面ができるだけ少なくて済むようにとの願いからです。


e0017396_22144945.jpg



 ろうけつ染めの製作過程です。

 自分の感性で、色を作り出していきます。
 ためらうことなく、染料を混ぜ合わせていきます。

 思い通りの色が出たようです。

 大胆に、塗っていきます。

 どうですか、この自信に満ちた刷毛づかい !!


       冬服着てわが手のしわのいとしさよ     林 翔

e0017396_22202814.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-26 22:21 | 山小屋日誌

焚火 大好きぃ !!

 23日の勤労感謝の日、朝から竹の伐採をしました。

 前日の夜から朝方まで、小雨が降っていました。
 作業ができるかなと、心配しておりました。
 空を見上げると、雲が低く垂れております。
 それでも、雨粒が落ちてくる気配はありません。

 伐採作業にかかることにしました。

 昼前に、デイビッドが、ビールを抱えてやってきました。
 やる気満々です。

 竹林から、枯れて倒れて何十年も、藪の中で眠って「真っ黒」になった竹を引き出します。
 その合間に竹を切り倒します。

 デイビッドが、その竹の処理と焼却を担当してくれました。

 いつの間にか、竹の火の中に投げ入れるタイミングや量を加減できるようになりました。
 また、長い竹を上手に使って、燃え残りの竹の葉や枝の始末も上手なんです。

 山小屋亭主としては、大助かりです。

 夕方、少し暗くなるまで手伝ってくれました。
 この日、予定の5割増しのエリアを拓くことができました。

 デイビッド曰く、「焚火、大好き。カナダの家でも、木を切り倒して、燃やしていたよ。」と。

 極めつけが、「この風景は、懐かしい。」でした。

 楽しかったと言い残して、河内の温泉に歩いていきました。
 いいやつです。

 「懐かしい」に相当する「英単語」はないんだそうです。
 いくつかの単語を並べなければならないそうです。


       夜焚火の尽きてののちの人の声     上田 五千石 

e0017396_22353226.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-25 22:39 | 山小屋日誌
 本日も、竹を焼いておりました。

 Nickさんから、竹を炭にするようにとのアドバイスをいただきました。
 もちろん、全ての竹の部位を焼却しているわけではありません。

 竹炭にふさわしい部位は、蓄積しております。
 竹の穂先や細い部分は、積み上げるとかさばってしまいます。

 狭い竹林ならば、小枝まで有効利用しようと思っています。
 しかし、7000坪の竹林を管理しなければなりません。
 お叱りを受けるかもしれませんが、それでは時間がいくらあっても足りません。

 ということで、Nickさん、どうかご勘弁願います。


 「大人の火遊び」に反応したのが、例のデイビッドです。

 ビールをぶら下げてやってきました。
 その上、焚き火の手伝いもしてくれました。
 本当に助かりました。

 23日の祝日も、大人の火遊びをいたします。
 どうぞ、アバンチュールを期待している、諸兄あんど諸姉、お出かけあれ !!


       働く前の体をあぶる大焚火     富田 直路

e0017396_22374231.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-20 22:39 | 山小屋日誌

大人の火遊び

e0017396_20323521.jpg


  
 ただいま、竹林の整理をしています。
 一日に、50~70本の竹を伐採しています。

 問題は、その始末です。
 焼却処分しかありません。

 これが思った以上に大変なんです。

 まず、風の強い日は、危険があるので、見送ります。
 もちろん、雨の日は無理です。

 本日は、昼まで小雨が降りていました。
 昨日からの雨と合わせて、程よい湿り気がありました。
 絶好の竹焼き日和です。

 沢山の竹を積み重ねて、火の粉が飛んでも、枯葉に燃え移る心配がほとんどありません。
 竹を燃やすと、節の中の圧が上がって、パァ~~ンと炸裂します。
 そのときに、火のついたかけらが飛び散ります。
 
 この状態が一番危険です。
 気を遣いながら、しかも大胆に竹を焼いています。

 まぁ、大人の火遊びといったところでしょうか。
 言うまでもなく、自己責任が伴います。

 今年いっぱい、週末は焚火をしています。
 「大人の火遊び」、やってみたい方は、山小屋へどうぞ、大歓迎です。


       一片の木の葉に焚火よみがへる     加藤 しげる

e0017396_20525814.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-19 20:55 | 山小屋日誌

うさぎ 邂逅

 先週末は、八幡の最大のイベント「起業祭」が催されました。

 沢山の屋台が立ち並び、数々の催し物が行われ、各地からの物産展も開かれました。

 土曜日の夕方、ピアノの練習を終えた娘を迎えがてら、会場のある中央町へ出かけていきました。
 そのまま帰るつもりでしたが、娘がお祭りを見物したいと言い出しました。
 急遽、車を駐車場(なかなか入れてもらえない)へ入れて、見物に出発しました。


 さて、引き上げようと駐車場へ向かいました。
 途中、いくつかの分かれ道があります。
   ※ 八幡の中央町・大谷地区の広範囲に渡って、車両通行止めとなり、歩行者天国となります。


 人で溢れかえった大きな通りを歩いていますと、前から見たことのある「うさぎさん」がやってくるではありませんか。
 二人同時に、「おや!!」 「まぁ !!」

 「うさぎさん」は、横浜に住む、山小屋亭主の高校の同級生です。
 どちらも、びっくり !!

 「うさぎさん」は、お母さんと里帰りして、親戚周りを終えて、翌日一番で横浜に戻るところでした。
 「うさぎさん」の中学の同級生が、せっかくの起業祭だから、少しの時間でも見物をしたらと、車を出してくれたのだそうです。

 まったく不思議な異次元の時間と空間がそこにはありました。

 同じ八幡に住みながらも、何十年も会っていない同級生もいます。
 そして、まるで物語の一場面のように、突然の邂逅かいこう(思いがけなく人と出会うこと)もあるのです。


 生きていてこその経験です。
 こんな楽しいことも、たまにはあってもいいですよね。


       こっくりと栗を煮ながら読む手紙     渡辺 白水

e0017396_23473351.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-08 23:33 | 山小屋日誌

文化祭 (2)

e0017396_2112730.jpg


 娘が、高校の食物文化科に入学したときは、毎日娘の料理が食べられるものと、期待していました。

 ところが、いつまでたっても、娘の手料理は出てきませんでした。

 3年生になって、料理の検定試験が相次ぐようになり、練習を兼ねた料理を味わえるようになりました。
 それは、いいのですが、「オムレツ」が試験の題目に決まると、一週間続けて美味しそうな??オムレツが食卓に並びます。

 つい最近までは、グリーンアスパラを豚ロースの薄切りで包んだ料理が出ておりました。
 どの料理も、毎回レシピ本とにらめっこでしたが、週末には、それらしい味や色に仕上がっているようです。

 現在は、来年の「なんとか1級検定」に向けて、特訓中です。
 「大根の桂剥き」に向けて、何百本の大根が犠牲になるのでしょうか !??


 A
e0017396_2131369.jpg



 前回は、親ばかで、娘の作品ばかりを掲載してしまいました。

 娘の同級生が作った作品の中で、いくつかをご覧に入れます。

 気に入ったものがあるでしょうか。

 いずれも、力作ばかりです。

 
e0017396_2137663.jpg




 
e0017396_213839.jpg




 
e0017396_21422271.jpg




 
e0017396_21443359.jpg




 
e0017396_21451615.jpg




 いずれも、丁寧にしかも力のこもった作品ばかりでした。


       冬服を茶系に選ぶ小さき意志     永野 孫柳

 
e0017396_21464323.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-07 21:50 | 山小屋日誌

文化祭(1)

e0017396_220557.jpg




 娘の高校の文化祭に行ってきました。

 早いもので、娘にとっては今年が最後の文化祭です。
 3年間の勉強の集大成として、お菓子を製作し、展示しました。

 娘は、パウンドケーキを作ることになりました。
 ケーキの材料店まで、何度も娘を連れて行かされました。

 娘は、毎晩遅くまで試作を繰り返していました。



e0017396_22162339.jpg



 担当の先生から、ケーキを盛るための「板」を用意しなさいとの指示が出たそうです。
 「お父さんなら、作ってくれるでしょう!? 魚の形が難しかったら、花の形でもいいよ。ジグソーで切り出してもらいなさい。」とのことでした。

 お父さんをスーパーマンかなにかと勘違いなさっているようです。

 今年の夏、山口の川棚まで、銀杏の木の端材をもらいに行ってきました。
 まな板屋さんが、倉庫に積んであったものを沢山分けてくれました。

 そのうちの一枚を選んで、磨くことにしました。
 でも、なかなかうまくいきません。

 とうとう、その板を、筆者の勤める高校にもって行き、建築科の生徒を指導している大工さんの先生に相談しました。
 そのS先生が、一日かかって、鉋(かんな)をかけてくれました。

 仕上げの磨きをかけて、娘と板を学校まで届けました。
 何となく、ケーキと板がしっくりいっているようで、安心しました。


e0017396_21563354.jpg


 どの生徒も一生懸命に取り組んでいて、素晴らしい作品ばかりでした。
 また、先生方がレイアウトと、細かい飾り付けに心血を注いでくださいました。


 構内の展示物を一通り見学して、食堂で昼食を摂りました。

 校章入りのお皿にスパゲティーが盛ってあります。
 とても美味しかったです。


       文化の日草冷えて人なつかしげ     中尾 寿美子

e0017396_22265220.jpg

[PR]
by yamagoya333 | 2011-11-05 22:33 | 山小屋日誌