山小屋での生活を


by yamagoya333

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Vitar (2)

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 Tさんが製作していた楽器「バイター」が、完成しました。

 こんなにも簡単に出来るのかと思うほどの早さでした。


 楽器を作ることができるなんて、素敵なことですね。
 
 音痴であるところの山小屋亭主には、立ち入ることのできない領域です。
 でも、ここでそういう場面を見学できるのは、幸せなことです。


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 チューニングが終わって、馴らしの演奏が始まりました。

 セットしている3本の「弦」は、チェロ・バイオリン・ギターのそれなんだそうです。
 どの弦が、いい音を出すのかを試しているそうです。
 摩訶まか不思議な音がします。

 Tさんって、素敵な人だなぁ~~ !!


       弾き出すバッハ露びっしりと女学校     楠本 憲吉


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by yamagoya333 | 2013-10-28 21:08 | 山小屋日誌

幸せ ・ 食べること

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 Vitar (バイター)製作中のTさんと、足指指圧のI先生が、上がってきました。

 本日は、この二人が、昼食の準備をしてくれました。

 上の↑写真は、Tさんの作品です。
 「ねぎ豚」という料理なんだそうです。
 卵でコーティングしているところが、味噌・醤油です。

 少し濃い目の味付けでしたが、ご飯のお供に、グッドでした。


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 デイビッドが、朝早くから手伝いに来てくれました。

 竹林で、50本の竹を焼いてくれました。

 山小屋へ上がってくるメンバーの中で、デイビッドが一番上手に「焚火」ができます。
 山小屋亭主が、任せられる、唯一の達人です。

 午後から用事があるデイビッドのために、二人は沢山の料理を用意してくれました。

 さっさと食べ終えて、「くいにげ」と、しゃれた日本語をのたもうて、帰っていきました。


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 まだまだ、料理は続きます。

 楽しいおしゃべりと、おいしい料理、幸せの極致です。

 これからのやってみたいアイデアが、次から次に出てきます。
 気がつけば、夕暮れが迫っていました。

 山小屋で見つけた、初物の「椎茸」の料理で、締めです。

 再会を約して、二人は山小屋をあとにしました。


       大学生に買はれてかな塩鰯しおいわし     竹下 いづの女


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by yamagoya333 | 2013-10-27 21:29 | 山小屋日誌

Vitar (バイター)

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 前の日曜日。ひょっこりと山小屋へTさんが上がってきました。

 「今から『楽器』を作るので、竹を分けて欲しい」とのリクエストです。

 竹林で作業中の筆者は、「好きなの選んで使ってくれ」と、お構いなしです。




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 昼ごはんのために、小屋へ上がってきました。
 Tさんは、熱心に製作しています。

 「何が出来るのか?」と、亭主。
 「バイオリンとギターの中間の楽器、バイター!?かな」と、Tさん。
 「ふぅ~~~n ・・・」




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 上の写真が、完成品なんだそうです。

 二人で昼食を済ませて、亭主は、本を読みながら昼寝です。(ほったらかし)
 

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 気持ちよく目覚めると、Tさんが頑張っています。

 どんな音が出るのかは、まだ聞いていません。
 ここで、「身内」だけの演奏会をするそうです。
 そうそう、とりあえず「身内」の「あなた」、その時は、参加してくださいよ。



       山彦や茂みに中のバッタンコ     相島 虚吼



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by yamagoya333 | 2013-10-24 22:57 | 山小屋日誌

痛かったけれど ・・・

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 山椒さんしょうを、大中小合わせて100本ほど育てています。

 この苗は、竹林に自生していたものを掘り起こして、移植したものです。

 直ぐに草が生えてきます。
 先日、その草を抜いておりました。

 突然、右手人差し指に激痛が走りました。
 爪の奥にとげが刺さってしまいました。
 その場で抜き取ろうとしたのですが、かないませんでした。

 家に戻り、家内に毛抜きでトライしてもらいましたが、え無く断念。
 その日は、日曜日で、翌日は祝日で病院は空いていません。
 我慢できない痛みではないので、火曜日にてもらうことにしました。


 毎週火曜・金曜日は、母を整形外科に連れて行っています。
 その日は、私も受診しました。
 連休明けで、医院は大変混み合っていました。


 その医院の待合室は、受付カウンターに向かって2脚、その椅子に直角に横に3脚3列の椅子いすが配置されています。

 2列目のまん中の椅子に、綺麗なお嬢さん(23歳くらいと思われる?)が遠慮がちに座っています。
 ジーパンに茶色のブーツ、ベージュのサマーセーターに薄茶色の毛糸のブーケのようなものを羽織っています。
 長い黒髪は、根元でくくられていて、それぞれ右肩・左肩の上にふんわりとのっています。
 全体的にきっちりしているといった印象をもちました。

 Aさん(あとで、看護師さんの呼び出しで名前がわかりました)は、入り口のところをきょろきょろと見ています。少し落ち着かないように見えました。

 あるとき、腰の曲がったおばあさんが、介添えの方と入ってきました。
 Aさんは、即座に席を立ちました。
 さりげなく、席を譲ったのです。

 それから、彼女は入り口のところに長く立っていました。
 席が充分に空いたところで席に座ります。

 3人がけの端に座っていて、誰かが入り口から入ってくると、真ん中に移動します。
 また、混んでくると、席を立ちます。
 それを、何度も繰り返すのです。


 私はといえば、人差し指に麻酔をかけられて、山椒の棘を抜いてもらいました。
 麻酔の注射がとても、とても痛かったです。

 でも、こんなに素敵な女性を目の当たりにして、気分は爽快でした。

 彼女の謙虚な振る舞いを見ていると、ますます美人に見えました。
 


       庭めぐりしさしのべる手に山椒の実     木村 照子


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by yamagoya333 | 2013-10-18 10:15 | 山小屋日誌

教え子つながり

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 昨日の「漢字講座」を受講した教え子たちが、近くの市民センターに勤めている別の教え子ATさんに連絡してくれたようです。

 ATさんから、本日電話がありました。
 他人行儀に、丁寧な言葉遣いで、「漢字講座」の依頼がありました。
 「章子かぁ~~~?!!」と、大きな声で尋ねますと。「えへへぇ~ ・・・」


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 まことに嬉しい限りです。

 これまで、自分が信じてやってきた事が、それほど間違いではなかったのだと思ってしまいました。
 少々、高慢ちきな態度であることは、百も承知です。




 来月、彼女たちのグループが、山小屋へやって来るとのことです。

 その日が、待ち遠しい限りです。



       入学の吾子人前に押し出だす     石川 桂郎


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by yamagoya333 | 2013-10-17 22:47 | 山小屋日誌

セーラー服と機関銃

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 本日、若松のある市民センターで、「漢字講座」の講師を務めてきました。

 3月に職を辞してから、久々に人の前で話をすることになりました。
 この3月に講座の話を頂いて、少しずつ準備を進めてきました。


 本日、センターへ伺うと、塾での教え子(女性)が来てくれました。

 MMさんは、このセンターの職員さん。
 YMさんは、北九州市の職員で、市民センターの統括・支援が担当です。

 同級生の教え子たち数人に、連絡をとってくれていたようで、時間の都合のがついた二人が、「鬼先生」の授業を30年ぶりに受けてくれることになりました。


 最初は、一番後ろに座っていたYMさんに声をかけて、「当てないから」と宣言しますと、一番前の席に移動して、MMさんと二人並んで、聴いてくれました。



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 本日は、40名ほどの方が参加してくれました。
 勿論、全ての方に視線を配りながら、反応をみておりましが、ついつい二人に目が行ってしまいます。


 二人は、一生懸命にノートをとっています。
 ノートをとらないと、たちどころに「鬼先生」の大雷が落ちるからです。
 一気に、彼女たちの姿が、30年前にさかのぼります。

 大人の女性の服をまとっているのですが、私の視界の中で、紺色の「セーラー服」に戻っていくのです。

 それにつれて、私の語り口調も、当時のように「機関銃」のごとく早口になっていきます。
 最近は、ゆっくり話すことを心がけているのですが ・・・・

 でも、こういうシチュエーションでは、そうはいきません。
 すっかり若いころの「鬼先生」に戻ってしまいました。

 小盛況のうちに、講座は終わりました。


 その後しばらく、ロビーで二人と歓談し、再会を約束しました。
 彼女たちの学年の生徒は、私が中学一年から三年生まで、一貫して「英語」の授業と高校受験を受け持ちました。
 私にとって、初めての愛弟子です。
 塾の先生になって、右も左もわからず、がむしゃらに授業をしていた未熟な自分を思い出します。

 他の学年と差別するのではありませんが、忘れられない大切な生徒たちです。
 今でも、生徒の名前をそらんじることが出来ます?!


 楽しい・楽しい一日でした。


       熱き茶の置かれて受験前夜なり     山上 樹実雄
       

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by yamagoya333 | 2013-10-15 19:58 | 山小屋日誌

倍・倍 ゲーム

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 何だと思いますか。

 バジルの苗です。

 5月に10本の苗を買いました。
 現在畑では、100本近くのバジルが育っています。


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 バジルを収穫したときに、切り取った枝を苗に仕立てるのです。
 2葉があれば大丈夫です。

 コップの水に、10日ほどつけておくと、根が発達します。


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 これを、畑に植えつけます。

 生長した茎から、何度でも苗を手に入れることができます。

 今年は、バジルのペースト、パウダー、塩漬け、冷凍など、たくさんのバジル製品を得ることができました。


       台風のもたらす雨に苗移す     中富 千弥子

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by yamagoya333 | 2013-10-08 22:26 | 山小屋日誌

ご褒美

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 「初物」というわけにはいきませんね。

 今年の一月に掘り当てた筍を「初物」と呼んだのですから ・・・

 「竹林のご褒美ほうび」とでも、言っておきましょう。

 本日、竹林で出てきました。



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 9月から毎日、竹林にこもっております。

 作業をしていると、足先に、3本の筍がひっかかりました。
 わざわざ探して見つけたわけではありません。

 毎日汗を流している山小屋亭主を哀れんで、竹林の神様が授けてくださったものだと思うことにしました。



 母が、松茸まつたけと一緒に炊いてみるそうです。
 さてさて、いかなることやら ・・・・・


       松茸の一本に夕餉ゆうげ豊かなり     瀬戸 みさえ


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by yamagoya333 | 2013-10-07 21:28 | 山小屋日誌

秋桜花

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 新炭焼き小屋の前は、コスモスが満開です。

 既に、散り始めたものもあります。



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 Mさんの通路に生えていた苗をたくさん移植しました。
 そのままですと、草刈り機の餌食えじきになってしまうからです。

 植えつけた斜面は、石ばかりで、土の部分がほとんどありません。
 わずかの土を頼りに、やっと立っていることができる程度でした。



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 背丈は、思った以上に伸びるものですね。
 根元の確保が怪しい状態でしたのに。

 強い雨が降り注ぐと、根が土から抜けて、倒れてしまいます。
 風が吹いてきた言えば、隣の茎に肩を貸してもらって、やっとのことで踏ん張っています。



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 コスモスは、生命力が大変強いということを、しみじみと感じました。

 よしんば倒れて、自分の頭が地面に触れると、そこから頭をもたげて新たな「茎」を、天に向けて伸ばし始めます。

 あるいは、茎と完全に離れてしまった断片は、そのまま地面に植えてやると、「根」がなくても、生長を始めます。

 結果的には、見事な花を咲かせてくれました。



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 これまで、花や野菜のお世話をしたことがありませんでした。

 かいがいしく手をかけてあげれば、みんなこたえてくれるということが、よくよくわかりました。
 まさしく、生徒と同じなのですね。

 少しだけ、自信がついてきました。


 殺風景さっぷうけいだった山小屋の周りも、少しはいろどりが出てきました。

 鶏頭けいとう吾亦紅われもこう・ダリア・桔梗ききょうなど、目を楽しませてくれるものばかりです。
 来年に向けて、お花の準備をしようと思っているところです。


 
       コスモスや風にたわみてもれもなし     皆吉 爽雨


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by yamagoya333 | 2013-10-03 23:55 | 山小屋日誌