山小屋での生活を


by yamagoya333

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一匹 イノシシ

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 一匹イノシシの「ちび」くんです。

 昨年、親とはぐれたのでしょう。
 自宅の上の倉庫の周りをねぐらにしているようです。



 毎日、山の行き帰りのどこかで出会います。
 こちらのほうが先に見つけることの方が多いのです。

 気配に気づいて、山小屋亭主を確認するやいなや、こちらが追いかければ、捕まえられそうな速度で「走って?」逃げていきます。


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 彼の食糧事情は、極めて乏しいようです。
 人間でいえば「欠食児童」です。
 餌付けをするわけにもいきません。


 昨年の夏から、ちび君を見かけるようになりました。
 その頃から、少しも大きくなっていません。
 むしろ、以前よりもせてきているのではないかと、いぶかるほどです。




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 そのためか、野生動物特有の機敏さに欠けるところがあります。

 何はともあれ、元気に育ってもらいたいものです。
 ただし、山小屋亭主だけは襲わないでくださいね。



       稲刈りてししまつ小屋は荒れにけり     松瀬 青々
 


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by yamagoya333 | 2014-02-28 01:43 | 山小屋日誌

潤む (うるむ)

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 昨日は、嵐が荒れ狂いました。
 本日、山小屋周辺の見廻りに行ってまいりました。

 在るはずのないところに、大きな石が転がっています。
 風で、竹がかしいでいます。
 森の中では、樹木が倒れていることでしょう。


 昨夜、鳥や獣たちは、どんな思いで、風雨をやり過ごしたのでしょうか。
 嵐の昼間は、えさを得ることができなかったと思います。

 濡れた羽や毛皮で、寒さをしのいだのでしょうか。
 本日も、雨が小止こやみなく、降り注いでおりました。

 餌にありつけるのは、明日の朝になることでしょう。
 もう一晩、我慢してほしいものです。




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 9日ぶりの雨でした。
 野山は、うるおいを取り戻しています。

 早咲きの桜が、開花の準備を整えています。
 例年ですと、本日は開花の時期なのです。



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 春は、微妙な調節を繰り返しながら、やって来ています。
 もうすぐ、冬の縛りに放たれた「春」が、鮮やかな色彩とともに現れてきます。



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       雪の峰しづかに春ののぼりゆく     飯田 龍太


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by yamagoya333 | 2014-02-27 20:11 | 山小屋日誌

本当におめでとう

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 山小屋常連のK川君が、2月22日に結婚式を挙げました。

 よわい40にしての結婚です。


 彼は、塾での教え子です。
 彼が勤務している郵便局に、私がふらりと訪れたことから、付き合いが始まりました。
 それから、10年が経ちました。



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 はっきり言って、不器用なたちです。
 朴訥ぼくとつな行いの中に、彼の真髄しんずいが含まれています。

 決して、人を欺いたり、嘘を言ったりしたことがありません。
 また、人をおとしめる言葉を一度も聞いたこともありません。


 これまで、亀のように、ゆっくり・ゆっくりと歩んできました。
 そのスピードに合う素敵な女性が、彼の伴侶となってくれました。

 まことに愉快であります。

 これまで、自分に合う人を待っててよかったね。

 招かれた披露宴は、派手さのない地味なものでありました。
 しかし、宴席の誰もが、二人を祝福していることが、よくわかるものでありました。

 いやぁ~~~、よかった。
 誠に、心に残るしめやかな会でありました。


 二人のこれからの人生に幸多からんことを、ただただ祈るばかりです。



       バスを待ち大路の春をうたがはず     石田 破郷 


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by yamagoya333 | 2014-02-23 23:19 | 山小屋日誌