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挿し木(1)

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 何だと思いますか?

 赤ちゃんのレモンです。

 これから、大きくなり、黄色になるはずでした。



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 うっかり、実のついた枝を切ってしまいました。

 梅雨時は、挿し木の季節です

 「メネデール」という薬剤に2~3時間浸しておきます。
 いかにも、「芽」や「根」が出てきそうな、ネーミングですね。

 そのあとで、鹿沼土に挿します。
 一か月ほどすると、発根します。
 発根が確認できたら、今度は栄耀のある土に移植します。

 実がなるかは、4~5年しないと、わかりません。
 「接ぎ木」は、これからの課題です。



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 挿して、3年目のレモン苗です。

 蝶蝶の幼虫から、丸裸にされたこともあります。
 でも、このように、復活しました。
 今年の冬、定植しようと思っています。



       挿木の芽けさはひそかに葉をなせり       臼田 登代子











# by yamagoya333 | 2020-07-17 00:05

収穫と加工

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 梅の実を収穫しました。

 赤紫蘇を揉みます。
 美味しい梅干しが食べられるかなぁ !?

 今年は、梅の実がどこも不作のようです。
 例年の10分の1程の収穫でした。
 今年は、筍が豊作でしたが、昨年は、自家用の筍もままならぬほど、不作でした。

 天候が影響しているのでしょうか。
 人間が勝手にしたことのなのに、収穫だけは期待するというのは、自家撞着ですね。


 まだ、自然の恵みがいただけることを、幸せと思わなければなりませんね。

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       梅干より朱きものなく夕焼くる     東川 紀志男








# by yamagoya333 | 2020-06-27 22:35

6月は 収穫のとき 

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 杏(アンズ)が、実りました。
 鳥たちの好物のようで、かれらがつついた嘴(くちばし)のあとが、残っているものがあります。


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 もちろん、生で食べても、おいしいのですが、ジャムにすると、たいそう美味しゅうございます。
 


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 山小屋の6月は、梅・枇杷・杏・山椒が収穫できます。

 たくさん採れるのは、ありがたいのですが、加工するのに、時間と根気が必要です。
 一人で、作業をすると、すぐに飽きてしまいます。
 誰かと一緒だと、作業が捗(はかど)ります。

 お手伝いに来てくれませんか?

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       あまさ柔らかさ杏の日のぬくみ     室生 犀星




# by yamagoya333 | 2020-06-25 22:25

副産物

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 櫟(くぬぎ)の炭ができました。

 実は、炭窯(すみがま)で、焼いたものではないのです。

 道具は、下の写真です。


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 これは、煎餅が入っていた缶です。
 
 前回の記事で紹介した、椎茸用の櫟は、太い部分だけを使用しました。
 細い枝や極端に曲がった部分は、除外されました。

 それらを缶のサイズに合わせて、カットして、詰め込みました。


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 では、どうやって木炭になるかと言いますと、簡単にできるのです。

 薪ストーブの中に入れて、3時間くらい焚き火をして、そのまま放置します。
 翌日には、出来上がります。


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  本格的に炭窯で焼いたものとは、かなり劣っています。
  それでも、バーベキューには、充分使えました。

  先日、椿の木で実験してみました。
  これも、うまくいきました。

  ここには、伐採した木がたくさんあります。
  いろいろな木を試してみようと思っています。


  毎日、不自由な生活を余儀なくされていることと思います。
  この状態が、落ち着いてくれることを切に望んでおります。
  どうぞ、お自愛ください。

        
        人のいる炭焼き小屋を覗きけり     富安 風生 



# by yamagoya333 | 2020-05-11 05:35

二夏 (ふたなつ)

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 何だと思いますか ?


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 椎茸の原木に毛布をかぶせ、その上から、ブルーシートでくるんだものです。

 ここは、昔、小川だったところです
 この山の中腹にトンネルが通りました。
 そのために、水は枯れてしまいました。

 でも、雨が降ると、水が集まってきます。

 梅雨時は、高温多湿になります。
 原木は、たっぷりと水分を取り入れ、温度が上がることで、椎茸菌を体内に巡らせます。

 昨年の12月に、6本の櫟(くぬぎ)の木を、伐り倒しました。


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 これが、椎茸の菌を染み込ませた「こま」です。

 ドリルで、原木に穴をあけ、「こま」を金づちで、埋め込みます。

 今年は、3200発、ぐりぐり、トントン、しました。
 本来ならば、3月じゅうに、やっておく作業ですが、今年は、連休まで縺れこんでしまいました。


 
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 今回の、原木から椎茸を収穫できるのは、二夏(ふたなつ)過ぎた、秋から冬にかけてです。
 
 楽しみに、待ちましょう !!


 この時期、大変だと思います。
 皆さん、どうぞご自愛ください。


        空輝き水輝きて立夏かな     星野 立子


    ※ 立夏 … 二十四節気の一つ。陰暦四月の節で、陽暦では、5月6日ごろにあたる。この日から、夏に入る。




# by yamagoya333 | 2020-05-07 01:34 | 山小屋日誌