2009年 04月 25日
最盛期
しばらく山小屋へ上がっていませんでした。
筍が、思いのままに伸びたり、立ったりしています。
この時期、目を凝らして筍を探すということはありません。
にょきにょきと、頭を出していて、探すのには苦労がいりません。
筍を掘るのも、簡単になりました。
一鍬か、二鍬で、掘り上げることが出来ます。
問題は、この後です。
一つの筍に重量があり、嵩みます。
掘った筍を、集約するのが一苦労です。
上の写真は、無駄な根っこを切り落とし、皮を剥くまでにした筍です。
筍の背に、包丁の切れ目が入っているのが、おわかりですか。
大鍋で筍を茹で上げます。
鍋が吹き上がるまで、二時間くらい焚き火をします。
更に、1~2時間、火にかけます。
鍋の中に、塩と鷹の爪を入れて、茹でます。
新鮮な筍ですと、これで充分です。
軟らかい筍が出てきます。
そろそろ、筍も終わりの時期を迎えそうです。
今年は、筍の裏年で、何処も収穫量が少ないそうです。
今の内に、今年の筍を楽しんでくださいね。
春の夢みてゐて瞼ぬれにけり 三橋 鷹女
by yamagoya333
| 2009-04-25 09:59
| 山小屋日誌