2011年 01月 06日
翡翠
本日から、学校業務が始まりました。
明日は、始業式で、久しぶりに生徒たちの顔を見ることができます。
いくつかのミーティングがあり、理事長の訓話を聞きました。
その後、本日の業務が終了となりました。
折り詰めとお神酒が用意されていて、持参したお弁当とダブってしまいました。
どちらも手をつけるには早すぎる時間でしたので、コーヒーショップ「cafe 金比羅」へ向かいました。
この店では、コーヒー以外は提供しません。
軽食がありませんので、昼食時間は、弁当類の持ち込みが可能です。
ここで、家内の作ってくれたお弁当を広げました。
食べ終わったときに、写真家のTさんが、「しぃ~~っ」と、人差し指を口に当てています。
そちらを向くと、今度は左の人差し指を外とへ向けます。
総ガラス張りの外には、石造りの庭園が見えます。
「か・わ・せ・みぃっ」
彼女は、既にカメラを構えています。
筆者も、カメラを手に、大きなガラスの前に移動しました。
こんなに間近で「翡翠・かわせみ」を見たことがありませんでした。・
「翡翠色だ」と、心の中で叫びました。
かの翡翠は、小刻みに体を動かして、警戒を怠りません。
その一瞬・一瞬で体の向きや角度が変化し、それにつれて「比類色」も濃くなったり、淡くなったりとして、シャッターが間に合いません。
わずかな時間での出会い?(一方的)でしたが、ファンタジーの世界へ迷い込んだようでした。
写真はうまく撮れませんでしたが、ご愛嬌ということで ・・・
ぴったりの句がありましたよ。
はっきりと翡翠色にとびにけり 中村 草田男
by yamagoya333
| 2011-01-06 21:14
| 山小屋日誌