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蕎麦打ち入門 その(3)

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 蕎麦打ちの修業を始めて、10日が過ぎようとしています。
 その間、8回の蕎麦打ち?をしました。

 蕎麦打ち基本講座は、15回で終了です。
 現在、その半ばに差し掛かってきました。

 竹庵の師匠は寛容で、何度失敗をしても大目に見てくれます。
 ほぼ同時に入門したWさんと、切磋琢磨?で励ましあいながら、師匠に叱られています。
 そういう環境の中にいながら、弟子の方は一向に上達しません。
 Wさんは、一日の長があり、めきめきと力をつけています。


 表紙の写真は、山小屋亭主が打った蕎麦です。
 蕎麦の太さがばらばらで、茹でると、ぷつぷつと切れてしまいます。
 のど越しのよさ悪さの問題までいっていません。

 筆者は現在、蕎麦うちにおいて、大きな壁に直面しています。
 キーワードは、「力を抜く」ことです。

 蕎麦を打つ際、全ての工程で力を入れないようにします。
 その必要があるときは、最小限にとどめます。

 筆者は、肝要なところでパン生地をねる「癖」が出てしまうのです。
 パンの生地を作るときには、力を入れる必要があります。

 同じような作業に見える 蕎麦打ちとパン作りですが、力の入れ方においては、対極にあるといえるでしょう。

 考えるよりも「練習」を重ねることが大切です。
 いつかは、蕎麦打ちの「力」が使いこなせるように ・・・

 下の写真は、師匠の手による「蕎麦掻そばがき」です。
 トッピングは、麦の実を素揚げしたものです。
 練習が済むと、師匠が出してくれます。


       夏大根辛くて妻を一瞥いちべつす     皆川 白蛇

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by yamagoya333 | 2011-08-13 09:29 | 山小屋日誌