2013年 02月 17日
新炭焼き小屋 (14) 無聊を慰む
炭を焼いております。
足掛け3日になりすが、煙はいまだ落ち着いてはいません。
たぶん、明日の朝に、窯を閉塞できるのではないかと、慮っております。
昨日と本日は、無聊を慰めてくださる方が、一人ずつ山小屋へ上がってきました。
Tさんが夕方、予告もなく上がってきました。
あれこれと話をしながら、飲んだり食べたり ・・・・
ちょっと車までバイオリンを取ってくると言い残して、駐車場まで。
夕暮れを背に、演奏が始まりました。
山小屋で、バイオリンの音色が響き渡るのは、初めてのことです。
元気になりました。
炭焼きは、孤独との戦いです。
長い時間、煙と付き合います。
そんなときに、誰かが訪ねてきてくれると、とても嬉しくなります。
本日は、もこさんが上がってきてくれました。
天然酵母のパンがお土産でした。
二人で、ゆっくりと話をしながら、美味しいパンを頂きました。
誰かが、自分のことを気にかけてくれているということを知ると、幸せな気分になりますね。
炭焼きは3泊4日で、明日まで続きます。
人の居る炭焼き小屋を覗きけり 富安 風生
by yamagoya333
| 2013-02-17 21:52
| 山小屋日誌