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皿倉山

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 皿倉山の全景です。天気はよかったのですが、少しかんすんでいます。
 標高622メートルの山ですが、私には大きく・高く見えます。
 ふもとから頂上近くまで、ケーブルカーが敷設され、市民が気軽に登れるようになっています。
 頂上から見る夜景は、香港や函館のそれを凌ぐと「一部」の人たちは言っています。
 「100万ドルの夜景」というキャッチコピーも、物価の上昇に合わせてダンピング模様です。
 閑話休題、頂上からは素晴らしい夜景を臨むことができます。

 写真を撮影した場所に、25年間住んでいました。
 私の「原風景」です。
 皿倉山は、(写真でよく見る)富士山のように稜線が左右のふもとまで、遮るものがないまま延びています。
 高校生の時代は、密かに「筑前富士」と呼んでいました。
 大分県の「由布岳」を「豊後富士」と呼ぶがごとくにです。

 高校2年生の10月は、ほとんど家には帰らず(食料とお金を補給に)、学校が終わると、皿倉山へ登って、「国見岩」の辺りで寝ていました。
 中間試験も受けたし、朝の課外授業にも参加しました。
 このころから、変でしたね。

 現在は、左側の稜線のふもと?(2合目)に住んでいます。
 そのころは、自分がここに住むことになるとは、夢にも思いませんでした。

 この日は、一人の青年とこの場所へやってきました。
 次の2枚の写真は、二人で見た風景です。

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 桜の紅葉 現在街中は、桜がこんなに色づいてきれいです

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     ラグビーの野辺も稲城も狐色     山口誓子

 
by yamagoya333 | 2005-11-29 13:23 | 山小屋日誌