2013年 10月 03日
秋桜花
新炭焼き小屋の前は、コスモスが満開です。
既に、散り始めたものもあります。
Mさんの通路に生えていた苗をたくさん移植しました。
そのままですと、草刈り機の餌食になってしまうからです。
植えつけた斜面は、石ばかりで、土の部分がほとんどありません。
わずかの土を頼りに、やっと立っていることができる程度でした。
背丈は、思った以上に伸びるものですね。
根元の確保が怪しい状態でしたのに。
強い雨が降り注ぐと、根が土から抜けて、倒れてしまいます。
風が吹いてきた言えば、隣の茎に肩を貸してもらって、やっとのことで踏ん張っています。
コスモスは、生命力が大変強いということを、しみじみと感じました。
よしんば倒れて、自分の頭が地面に触れると、そこから頭をもたげて新たな「茎」を、天に向けて伸ばし始めます。
あるいは、茎と完全に離れてしまった断片は、そのまま地面に植えてやると、「根」がなくても、生長を始めます。
結果的には、見事な花を咲かせてくれました。
これまで、花や野菜のお世話をしたことがありませんでした。
かいがいしく手をかけてあげれば、みんな応えてくれるということが、よくよくわかりました。
まさしく、生徒と同じなのですね。
少しだけ、自信がついてきました。
殺風景だった山小屋の周りも、少しは彩りが出てきました。
鶏頭・吾亦紅・ダリア・桔梗など、目を楽しませてくれるものばかりです。
来年に向けて、お花の準備をしようと思っているところです。
コスモスや風に撓みてもれもなし 皆吉 爽雨
by yamagoya333
| 2013-10-03 23:55
| 山小屋日誌