2016年 05月 10日
戻りました
元気です。
戻ってまいりました。
3月、筍を掘っておりました。
竹林の中に、携帯電話の着信音がしました。
聞くと、「看護学校の国語の先生に欠員ができたので、おまえ、ちょっと下りてこい」ということでした。
もちろん、喜んでお断りしました。
4月は、筍の出荷で、てんてこ舞いする時期です。
時間的にかなり無理があります。
意志の弱い筆者は、とうとう受けてしまいました。 (それなら、端から断るな)
筍の出荷には、2泊3日の時間が必要です。
一日目に、約200㎏の生の筍を掘ります。
翌日、筍の皮をむき、ピーラーで成形します。
200㎏が50㎏に目減りします。
夕方、直径・高さが54㎝の寸胴鍋に入れて、焚き火を2時間30分すると、鍋が沸騰します。
あっ、もちろん、燃料は「竹」です。
一度、山小屋を下りて、食事と仮眠です。
午前零時を目標に、山小屋へ上がります。
鍋から、小児用のバスタブに取り上げて、4時間ほど冷却します。
その間に袋詰めの準備をします。
それまで闇が支配していた空が、うっすらと白味を帯びてきます。
90ℓポリ袋に5㎏の茹で筍を詰め、さらに水を入れます。
10袋出来上がると、車まで運びます。(この仕事が、一番つらくて、気を遣います。)
自宅まで、車を下して、食事を済ませます。
午前6時から、スーパーマーケット5店舗と青果会社への配達に出発です。
片道2時間かかります。
この作業が、週に2回のペースで4月いっぱい続きます。
今年の筍の初出荷と看護学校の初授業の日が重なりました。
半徹夜の状態で、重要な2件をこなさなくてはいけませんでした。
かなり緊張しました。
筍の配達は、無事に完了しました。
さて、続きは次回ということで。
久しぶりの投稿で、緊張しました。
見捨てることなく、これからもお付き合いください。
さくらんぼ一顆ふくみて夜の言葉 鷹羽 狩行
by yamagoya333
| 2016-05-10 21:04
| 山小屋日誌