2008年 06月 14日
収穫の梅雨 その二
梅雨の晴れ間に、梅の実を収穫しました。
梅の木の下に、シートを敷いて、竿でたたき落とします。
パラパラと、いい音がします。
収穫しやすい梅の木と、そうでない木があります。
傾斜地に立っているのは、実が転んでしまうし、足場が悪いので、少々危険です。
苦労のかいがあって、たくさんの梅の実が収穫できました。
これは、母親の手による「梅ジャム」に変身します。
筆者の「石窯パン」と食べると、最高です。
あっ!! 梅ジャムができたら、お知らせします。
ご希望の方は、送ります。
梅干してあたりにものの影もなき 富安 風生
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by yamagoya333
| 2008-06-14 21:04
| 山小屋日誌
2008年 06月 14日
家内の勝ちぃ~
お気づきの方も、いらっしゃったと思います。
また、「かわいそうなやつじゃぁ」と、通り過ぎた読者も数多くいたものと、拝察いたします。
まぁ、赤面の行ったり来たりです。
筆者の記事に、いつも学術的裏付けをしてくださる「坊さん」が、指摘してくださいました。
調べてみますと、「二ホンアナグマ」のようです。
個体数が少なく、絶滅の虞もあるそうです。
こんな希少なアナグマが、山小屋に居ついてくれるとは、光栄の行ったり来たりです。
写真を見せたときに、家内が「アナグマじゃないの」と申しました。
「いやぁ、たぬきだろう。どう見ても、たぬきだよ」と、威張って言い返しました。
思い込みとは、恐ろしい!
裏付けをとってから、記事にしないといけませんでした。(反省
「坊さん」、いつもありがとうございます。
トランプを投げしごと壺の薔薇くづれ 渡辺 水巴
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by yamagoya333
| 2008-06-14 20:47
| 山小屋日誌
2008年 06月 13日
収穫の梅雨 その一
このところ、雨が降らないので、ちゃっかり収穫作業に精を出しております。
山椒の実が、熟しました。
梅雨の時期に、採集します。
親指を、山椒の軸に当てます。
親指をひねりながら、人差し指を添えます。
親指の爪が、軸に食い込みます。
あとは、手前に、ぐっと引きます。
葡萄の房のように収穫できます。
今年は、できがよくありません。
実も小さいし、量も、例年の四分の一くらいです。
もう少し、丹精を込めて、世話をしてあげなければなりません。
床漬け(糠漬け)に入れると、ぴりっとして、美味しいですよ。
掌が、山椒のにおいで一杯です。
清々しい気分になります。
風立てば山椒の花も揺らぎたる 神津 杉人
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by yamagoya333
| 2008-06-13 22:59
2008年 06月 09日
アジアン ノット
昨日は、若松の高塔山で開かれた「あじさい祭り」に行って参りました。
昨年よりは、多くの紫陽花が花を咲かせていました。
ここでは、「株主制度」というのがあります。
主催者が提供する紫陽花の鉢を持ち帰り、大きく育てて、株分けをした物を、再び故郷の高塔山へもどして、山全体の紫陽花の株の数をふやそうという企画です。
この祭りが始まって、今年で10年の節目を迎えました。
紫陽花の数も充実してきて、登山道に沿って、切れ目なく紫陽花の花が咲いています。
頂上の芝生広場にテントを張って、Y師匠と筆者で、フリーマーケットを出しました。
お客さんが来てくれるか、不安でした。
Y師匠の「アジアン ノット」の作品群です。
丁寧に、時間を掛けて作られた作品ですが、価格は、その材料費くらいに抑えてあります。
開店して、一時間くらいして、Y師匠の作品が売れました。
筆者のは、「知り合い」ばかりが、買ってくれて、いいのやら悪いのやら ?!
夕方前には、無理矢理、ほぼ完売状態にしてしまって、早めに店じまいをして帰ってきました。
楽しい一日を過ごしました。
*筆者の作品は、「内弁慶」で、山小屋での写真の方がよく見えます。
人と居て一語涼しき濃あぢさゐ 多田 裕計
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by yamagoya333
| 2008-06-09 20:27
| 山小屋日誌
2008年 06月 07日
店子ができた・・・
山小屋に、間借りする「店子」ができました。
狢(むじな)の「梅」です。
本当に、可愛いらしい!!
人なつっこい狸たちです。
筆者の足元までやってきました。
筆者の靴にじゃれつくのです。
可愛い!!
筆者の作った竹の花器の中に頭をつっこんで遊んでいます。
どっこいしょ!
後ろ姿も、可愛らしい!
山小屋まで、上がってくるように、娘に電話しました。
カメラを持って、やってきました。
兄弟に名前をつけてあげようということになりました。
娘が、命名しました。
弟は「ちび」
臆病のにいちゃんは「梅」です。
左が、お兄ちゃんの「梅」、右側が、人なつっこい「ちび」
で、何かぁ?!!
あっ、こちらが、弟の「ちび」です。
山小屋へあがる楽しみが増えました。
まだ、彼らの母親には、あっていません。
家賃は、月、30ドングリということで、交渉しようと思っています。
察するところ、例の「ポンちゃん」のひ孫ではないかと!
杣小屋をゆすぶりに来る狸かな 平松 寵馬
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by yamagoya333
| 2008-06-07 23:57
| 山小屋日誌